アルティメットナイトクローラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/12 14:39 UTC 版)
「ナイトクローラー」の記事における「アルティメットナイトクローラー」の解説
アルティメットのナイトクローラー(カート・ワグナー)はかなり攻撃的でこのシリーズで初登場した時には14歳の若いミュータントだった。彼の初登場ではウェポンXのエージェントたちのチームと共にX-メンと戦う事を強いられた。 彼はウェポンXに捕われて暗殺者及びBlack Opsのエージェントとして働かされていた。彼のウェポンXのオリジンはアルティメットのウルヴァリンやローグと他のチームメイトたちより近い繋がりを持たせている。元々はドイツ語しか話していなかったが、ジーン・グレイの精神的な能力に助けを借りて英語を話せるようになった。ナイトクローラーはウェポンXから抜け出した後故郷へ帰ったが、間もなくマグニートーと戦う為にX-メンへ入った。 ナイトクローラーは最初はフレンドリーでユーモラス男で冒険に興味を持っており、X-メンの仲間の多くの友情を勝得たように見えた。カートのより特筆すべき友人はエンジェルでデンジャールームを悪用してパイレーツ・オブ・カリビアンのようなロールプレイセッションをやった。彼はその映画のファンであり、キーラ・ナイトレイにぞっこんであるように見えた。 アルティメットのカートは彼の友人のコロッサスがゲイである事を知った時かなり失望し、彼に対して偏見を抱くようになったようだ。カートはダズラーにロマンチックな感情を持っており、デスストライクによって受けた怪我によって昏睡状態に陥ってからは度々彼女のベッドサイドに現れた。 ダズラーが目覚めてすぐに、カートはダズラーへの不合理な妄想に駆り立てられ、彼女を隔離された洞穴にテレポートさせ、彼女にX-メンは攻撃を受けており、自分は彼女を「護って」いるのだと告げた。X-メンはダズラーを救出し、彼が為した事を理解し対峙し、X-メンと精神的な障害を持つチームメイトは戦闘に突入した。カートは倒され、その後チャールズ・エグゼビアによって、彼のダメージを受けた精神を扱えるかもしれないという希望の元に植物状態にされた。ベッドサイドで彼の記憶を戦闘中に吸収したローグは彼に彼女は今、彼は外見と同じぐらい内面も怪物じみていると考えている事をつげた。これは彼のウェポンXの暗殺者としての行動を言及しているのか、彼の記憶を覗き見ていた間に経験した別の点であるのかは不明である。 80号では彼は警察からパイロを救い出した。パイロはモーロックスの存在を明かした。ナイトクローラーはエグゼビアのスパイと誤解されてモーロックスに捕えられた。間もなく、X-メンが死者として送り込まれたトードを捜索しに到着し、必然的に戦闘が起こった。その戦闘の中で、ナイトクローラーはかつてのチームメイト達を助け、モーロックスのリーダーのサンダーを鎮圧する事が出来た。彼は彼等が彼のように肉体的にミューテートしているためモーロックスと同行する事に決めた。彼等は彼を新たなリーダーに選んだ。 アルティメットナイトクローラーの能力は616の彼と殆ど同じである。カートの悪霊じみたフィジオロジィは彼に暗い藍色の毛皮、モノを掴める尾、超人的な反射神経と俊敏さ、いかなる表面も登る事が出来る分子同士の原子間結合の制御を与えている。彼は口から黄色い煙を吐き出す事がある。最も特筆すべき点は、ナイトクローラーは黄色い煙と炎の噴出を残して短距離のテレポートを行える事である。
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