アメリカ政府の対処とは? わかりやすく解説

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アメリカ政府の対処

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 04:13 UTC 版)

ボストンマラソン爆弾テロ事件」の記事における「アメリカ政府の対処」の解説

事件発生後すぐにマラソン中止されボストン市警察事前に取り決められていた対処計画基づいて残っていたランナーボストンコモン中心部にある大きな公園)やケンモア・スクエアボストン大学近くにある大通り)に避難させた。ゴール近隣にあるラノックス・ホテルからも全員退避させた。警察爆発現場周辺15区画を立ち入り禁止にした。 この事態受けてバス地下鉄運営するマサチューセッツ湾交通局MBTA)は運行一部停止させ、マサチューセッツ州軍(Massachusetts National Guard)とアメリカ海軍部隊が、地元当局援助するために加わり爆発物処理班付近捜索行ったまた、連邦航空局FAA)は念のためボストン上空飛行制限し、ボストン・ローガン空港にいる飛行機には地上待機命令発した事件受けてエリック・ハンプトン・ホルダー司法長官は、事件捜査アメリカ司法省総力投じるよう指示ニューヨーク市警察対テロ部隊車両主要な地点に展開させ、ホテルなどの警戒態勢引き上げたワシントンD.C.でも警戒態勢引き上げられホワイトハウス部分的に避難が行われたほか、シークレットサービスによってホワイトハウスに繋がるペンシルベニア通り封鎖された。また、加害者特定されていないものの、連邦捜査局FBI)はテロ事件として捜査進めたマサチューセッツ危機管理庁(Massachusetts Emergency Management Agency)は、電話輻輳したため、近隣の人々電子メールを使うよう呼びかけた。なお、携帯電話回線込み合ったものの正常に作動していた。またアメリカ赤十字は、ランナー情報得られるよう援助行ったほか、ボストン市警察家族安否を心配している市民のためにホットライン設置し情報提供行った。このほか、Google安否確認サービス「グーグル・パーソン・ファインダー」が「ボストン・マラソン爆発事件」(Boston Marathon Explosions)に関する災害サービス用いて情報収集した事件第一報受けたバラク・オバマ大統領ホワイトハウス緊急記者会見行い、「誰がこのようなことを行ったのかを究明し責任取らせる」と声明発したオバマ大統領連邦警察当局に対して必要な支援などを行うよう」指示発している。またアメリカ合衆国下院ジョン・ベイナー議長は、連邦議会議事堂被害者のために半旗掲げるように指示した

※この「アメリカ政府の対処」の解説は、「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の解説の一部です。
「アメリカ政府の対処」を含む「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の記事については、「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の概要を参照ください。

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