アメリカのメディアへの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:28 UTC 版)
「マッハGoGoGo」の記事における「アメリカのメディアへの登場」の解説
フォルクスワーゲンのアメリカ向けテレビCM - 1996年式フォルクスワーゲン・ゴルフ GTIのCMに「Speed Racer」のキャラクターが登場。スピード・レーサー(三船剛)が赤いゴルフGTIを運転し、レースに優勝したり悪人を追跡したりするという内容。レース編はSpeed Racer "SABOTAGE[要曖昧さ回避]" のサブタイトルが付いた短編アニメ作品となっており、スピードの他にトリクシー(ミチ)、パパ・レーサー(大助)、スプライトル・レーサー(くりお)、スパーキー(サブ)、チムチム(三平)などが登場。マッハ・ファイブ(マッハ号)のエンジンが故障したためにゴルフGTIに乗り換えてレースに参戦する(ただし、ゴルフGTIにはレース中も他の登場人物全員が同乗している)という筋立てになっている。コースアウトして爆発する敵車両や、ゴルフGTIをバックにしたスピードのカットインなど、CM全体の演出が本編オープニングをオマージュしたものになっている。なお、この時のスピードの声は原作のピーター・フェルナンデスではなく、ビリー・ウェストが当てていた。 GEICOのテレビCM - 「Speed Racer」のキャラクターが登場。アニメ本編の一部シーンをCM映像に使用し、米版吹き替え担当声優が同CM用に収録したものにセリフ部分を差し替えて全米で放送された。なおこのCMは、海外のテレビ番組を紹介する日本テレビの番組『世界まる見え!テレビ特捜部』の「世界のびっくりCMシリーズ」で取り上げられた。また、日本の金融機関においても伊予銀行のCMに利用されたことがある。 クエンティン・タランティーノ監督作品1994年公開の『パルプ・フィクション』では、エリック・ストルツ演じる麻薬の売人が「スピード・レーサー」のTシャツを着ている。 2003年公開の『キル・ビル』に登場するGOGO夕張のネーミングは本作に由来する。同作の宣伝のためにタランティーノがテレビ出演した際には、日本語でマッハゴー・ゴー・ゴーを歌った。
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