アプリケーションスイッチとは? わかりやすく解説

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L7スイッチ

読み方エルセブンスイッチ
別名:レイヤー7スイッチ,アプリケーションスイッチ
【英】layer 7 switch

L7スイッチとは、ネットワーク中継する機器のひとつで、OSI参照モデルレイヤー7アプリケーション層)に相当するアプリケーションレベルのプロトコル利用規約情報調べてパケット転送処理を行うスイッチのことである。

ルーティング処理は、その大半レイヤー2(データリンク層)のMACアドレスや、あるいはレイヤー3ネットワーク層)のIPアドレス用いて行われいずれもデータ内容には関与しない。しかしL7スイッチにおいてはHTTPFTPなどのアプリケーションそのもの認識しパケット具体的な通信内容元に行き先制御することができる。それゆえ例え転送順位設定するといったことも可能となる。

L7スイッチの中にはアプリケーションプロトコル認識能力利用して誰がどのアプリケーションをどの程度利用したのか」といった情報収集する課金管理システムなどの機能搭載されている製品珍しくない。あるいは、ファイヤーウォール侵入者検知システムIDS)ロードバランシング行なうもの、攻撃対象となったサーバーの「デコイ」(おとり)として侵入記録を記すデコイサーバーの機能持った製品などもある。

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Ethernet:  クロスケーブル  L2スイッチ  L3スイッチ  L7スイッチ  LANケーブル  LANE  MAC

レイヤ4スイッチ

(アプリケーションスイッチ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 17:30 UTC 版)

レイヤ4スイッチ(L4スイッチ)は、ネットワーク機器の一種。




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