レイヤ7スイッチとは? わかりやすく解説

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レイヤ7スイッチ

読み方レイヤーセブンスイッチ
別名:L7スイッチアプリケーションスイッチ
【英】layer 7 switch

レイヤ7スイッチとは、ネットワーク中継する機器のひとつで、OSI参照モデルレイヤ7アプリケーション層)に相当するアプリケーションレベルのプロトコル利用規約情報調べてパケット転送処理を行うスイッチのことである。

ルーティング処理は、その大半レイヤ2データリンク層)のMACアドレスや、あるいはレイヤ3ネットワーク層)のIPアドレス用いて行われいずれもデータ内容には関与しない。しかしレイヤ7スイッチにおいてはHTTPFTPなどのアプリケーションそのもの認識しパケット具体的な通信内容元に行き先制御することができる。それゆえ例え転送順位設定するといったことも可能となる。

レイヤ7スイッチの中にはアプリケーションプロトコル認識能力利用して誰がどのアプリケーションをどの程度利用したのか」といった情報収集する課金管理システムなどの機能搭載されている製品珍しくない。あるいは、ファイヤーウォール侵入者検知システムIDS)ロードバランシング行なうもの、攻撃対象となったサーバーの「デコイ」(おとり)として侵入記録を記すデコイサーバーの機能持った製品などもある。

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