レガシー‐マイグレーション【legacy migration】
レガシーマイグレーション
レガシーマイグレーションとは、古くなったメインフレームのシステム(レガシーシステム)を新しいシステムに移行(マイグレーション)することである。
レガシーマイグレーションの手法として、仕様から見直して新規にシステムを構築するBPR(ビジネスプロセスリエンジアリング)方式や、レガシーシステムの仕様を元にして新たなプログラムを開発するRebuild(リビルド)方式、また、レガシーシステムのプログラムを新たな環境下に移行するRehost(リホスト)方式などがある。これらの手法は、状況に応じて使い分ける必要がある。
レガシーシステムは、長期的に使用されているシステムのことであり、特にメインフレームを使ったシステムを指すことが多かった。しかし、最近ではUNIXやWindowsでも10年以上使用しているものが出てきており、古くなってきている。このことから、UNIXやWindowsのシステムもレガシーシステムと呼ばれるようになってきているため、レガシーマイグレーションのことを「メインフレームからオープン系システムへの移行」と一概には言えない状況になってきている。
レガシーマイグレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 08:29 UTC 版)
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レガシーマイグレーション (legacy migration) とは、メインフレーム(汎用コンピュータ)やオフィスコンピュータ等、時代遅れとなった各ベンダー独自アーキテクチャのシステム(レガシーシステム)からオープンシステムに乗り換えること[1]。特にオフィスコンピュータからの乗り換えのことを、オフコンマイグレーションと呼ぶこともある。
また、オープンシステムかレガシーシステムかに関わり無く、旧式であるがゆえの弊害が出始めたシステムを新システムに乗り換えることを指すことがある。ただし、乗り換え先のシステムが旧システムの後継的なものである場合は除かれる。
脚注
- ^ “諦めるな! レガシーマイグレーションのリスクは必ず潰せる”. マイナビニュース. 2013年12月12日閲覧。
関連項目
- マイグレーション (曖昧さ回避)
- データ移行
- PSTNマイグレーション
外部リンク
レガシーマイグレーションと同じ種類の言葉
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