アディゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 14:14 UTC 版)
第29話「閃光の剣」で初登場。通常の重機動メカより小型で、高い機動力を誇る。小型ながらも汎用で宇宙空間・大気圏内・亜空間を問わず、全領域で使用可能。テレビシリーズ終了直後に発売されたプラモデルでは重機動メカにカテゴライズされているが、後の書籍[要文献特定詳細情報]では重機動メカとは区別し「機動メカ」もしくは「高機動メカ」としている場合が多い。 機体のほとんどを大口径の加粒子砲とエンジンが占め、突き出した有視界のキャノピー付きコックピット、本体脇に加粒子砲付きの小さなアームが一対と本体に比較すると非常に細く延びた脚部を付けたような構造であり、高出力、高機動、高火力をイメージするデザインである。実際劇中でも、その軽量と高機動力を活かし、一門ではあるが大口径の加粒子砲による一撃離脱を主戦法としていた。また、大型加粒子砲の砲門にはワイヤークローが装備されており、電撃攻撃も可能である。他に本体上部に8連装ミサイルランチャー、左右に3連装ミサイルランチャーがある。 ガンガ・ルブなどの重機動メカと比べ、一機当たりの戦闘力は低い。しかし、兵器としての完成度・洗練度は数段上で、集団で高機動を生かして戦う戦法は一度の戦いに数十機から数百機が投入されており、戦闘機的に運用がされたことから、一対一が多かった重機動メカとは扱いが違うと言える。 通常の攻撃でもソロ・シップのバリアーを貫通する(第29話)など、その威力は侮れないが、特に対象物に肉薄し、ワイヤークローを撃ち込んでの大型加粒子砲によるゼロ距離接射は第32話のモエラ、第38話ではギジェと、共にBメカのパイロットを戦死させている。劇中、カララ・アジバが「テストを見たことがある」と発言していることから、イデオン出現前に開発が開始されたものと推測される。機体の色は緑主体。 [先頭へ戻る]
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