アイフォー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/18 17:51 UTC 版)
株式会社アイフォー(英文名称:I4 Corporation)は、かつて存在した日本のソフトウェア開発企業。
坂本桂一が1982年に設立し、はがき作成ソフトウェア「筆王」などを開発・販売していたが、2002年には債務超過となり、2003年に新旧分離方式による営業譲渡を行うことで旧法人を清算した。存続した事業は、その後イーフロンティアへ吸収された。
かつての主な製品
沿革
旧アイフォー
- 1982年6月11日 コンピュータソフト制作会社株式会社サムシンググッドを設立[1]
- 1982年12月 本社を代々木に移転
- 1984年6月 本社を新宿へ移転
- 1984年12月 本社を大久保へ移転
- 1996年4月1日 株式会社アスキーのソフトウェア部門(ゲーム関連を除く)を統合し、株式会社アスキーサムシンググッドに社名を変更する
- 1996年9月 本社を目黒へ移転
- 1998年2月3日 プリペイド型電子マネー「WebMoney」を開発し、電子決済システム事業に参入を発表[2]
- 1998年4月3日 「WebMoney」のサービス開始[3][4]
- 1999年1月1日 株式会社アイフォーに社名を変更[5]
- 1999年5月10日 Web Money事業を株式会社ウェブマネーへ譲り、分社化
- 2003年6月30日 新旧分離型の法的整理を行う。
- 2003年7月7日 ラストサマーホールディングスが保有する株式会社ウェブマネーの株式を株式会社フェイスに売却[6]
- 2003年9月10日 ラストサマーホールディングスが東京地裁に自己破産を申請(負債額は約37億5600万円)[7]
新アイフォー
- 1988年3月24日 設立
- 2003年6月30日 旧アイフォーより営業権を譲り受ける[6]
- 2003年6月30日 株式会社マスターマインドから株式会社アイフォーへ社名を変更する[6]
- 2003年7月1日 営業を開始[8]
- 2003年7月7日 本社を港区白金へ移転
- 2004年7月21日 イーフロンティアが買収[9]。イーフロンティアの子会社となる[10]。
- 2004年9月 本社を新宿へ移転
- 2007年3月23日 はがき作成ソフトウェア「筆王」に関する一切の権利をソースネクストへ譲渡[11]
- 2007年4月1日 イーフロンティアがアイフォーをはじめ、グループのソフト会社を吸収合併[12]。これにより消滅した。
関連項目
- アルファ・システム(元関連会社)
脚注
- ^ “Wayback Machine”. web.archive.org (1999年5月8日). 2019年3月25日閲覧。
- ^ “アスキーサムシンググッドがプリペイド型電子マネーに参入”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “ASG Press Release 980227”. web.archive.org (1998年5月16日). 2019年3月25日閲覧。
- ^ “ASG News Release 980415a”. web.archive.org (1998年5月16日). 2019年3月25日閲覧。
- ^ ASCII. “【お知らせ】アスキーサムシンググッドが“アイフォー”に社名を変更”. ASCII.jp. 2019年3月25日閲覧。
- ^ a b c d e “フェイス、ウェブマネーの株式を買収し、電子決済事業に進出”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “News:旧アイフォーが自己破産”. www.itmedia.co.jp. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “i4 - ユーザーサポート終了商品について”. web.archive.org (2004年2月21日). 2019年3月25日閲覧。
- ^ “イーフロンティア、アイフォーを買収”. ITmedia NEWS. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “イーフロンティア、アイフォーを買収”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “ソースネクスト:サポートページ”. www.sourcenext.info. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “イーフロンティア、アイフォーなど3社を合併”. ITmedia NEWS. 2019年3月25日閲覧。
外部リンク
- 株式会社アイフォー - ウェイバックマシン(2003年4月5日アーカイブ分)
- 株式会社アスキーサムシンググッド - ウェイバックマシン(1998年12月12日アーカイブ分)
- アイフォー - メディア芸術データベース
アイフォー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 08:35 UTC 版)
1996年、アスキーのソフトウェア部門とサムシンググッドが統合し、株式会社アスキーサムシンググッドに商号変更。1998年Webmoney事業を開始。1999年1月にアイフォーに商号変更。2003年に新旧分離を行い、旧社は自己破産した。2008年に新社はイーフロンティアへ吸収合併。
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「アイフォー」の例文・使い方・用例・文例
- 7月11日にアップル社の新しい携帯電話「iPhone(アイフォーン) 3G」が日本を含む22か国で発売される。
- スマートフォンブームはアップル社の「iPhone(アイフォーン)」から始まった。
- 9月21日,アップル社の新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン) 5」が,米国や日本など,9か国・地域で発売された。
- 同社のティム・クックCEOは,iOS 7は2007年のiPhone(アイフォーン)の導入以来最大のiOSの変化を象徴していると語った。
- 国内携帯電話市場はアップル社の「iPhone(アイフォーン)」がシェアの大半を占めている。
- アップルウオッチをアイフォーンと一緒に使えば,アップルウオッチで電話に出たり,電子メールを送ったりすることができる。
- アイフォーンの最新機種発売
- 携帯大手3社が先日,アップルの最新型アイフォーン「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の販売を開始した。
- ドコモの加藤薫(かおる)社長は,ドコモの新しい高速ネットワークと新しいアイフォーンが競合他社から多くの利用者を呼び戻してくれるだろうと考えている。
- KDDIの田中孝(たか)司(し)社長は「減収になるかもしれないが,新しいアイフォーンの先行予約はすでに数多く受けている。」と述べた。
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