みつ屋の客
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:25 UTC 版)
他にも複数の来客があるが、名前のある顧客のみを記載する。『アンと青春』では名前を遮り、意図的に名前を開示しない表現もみられる。 OL 梅本が「OLさん」と呼んでいる女性。5月未明の14時に茶道を嗜む上司に頼まれ上生菓子10個を注文。後日「兜」を9個、更に後日、椿に促された同種の生菓子9個を注文した。 杉山(すぎやま) シックな服装がよく似合う老婦人。お中元に水羊羹6つ、生菓子3つを注文した。後日「みつ屋」の常連客になり、更に8月13日に3人分を注文した。 松本三太(まつもと さんた) 派手な衣装とサングラスをかけ、ヤクザのような風貌をした男性。次々とみつ屋の商品に注文をつけては「半殺し」といった言葉で梅本を怖がらせ「みつ屋」を去って行った。2度目の来客時には予め勉強してきた梅本の応対に感心し、サングラスを外して非礼を詫びた。立花のことは「早太郎」と名で呼ぶ。正体が知られてしまった後は、百貨店出店は見合わない判断と、椿が東京百貨店の広報から秋の季節の和菓子におはぎを挙げて詰められていた際には、おはぎの知識を披露し、椿を救った。『アンと青春』で馴れ馴れしさを注意している立花に厳しい言葉を投げかけ「甘酒屋の荷」という言葉を使って叱責したが、旅行に行った立花の心情をまるで気づいていない杏子の言動に少々弟子に対して同情した。 椎名亜佐美(しいな あさみ) 以前、喧嘩をしていた遠方の相手より「みつ屋」の紙袋に入った数個の「辻占」を手渡される。通常は占いが書かれているはずの紙に全て家紋だけが書かれていたため、製造元のみつ屋の一店みつ屋東京百貨店につとめる梅本たちを尋ねた。
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