東京百貨店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:25 UTC 版)
東京百貨店(とうきょうひゃっかてん)は、梅本が勤務する「みつ屋」が入っている架空の百貨店(デパート)。営業時間は10時 - 20時。閉店の際には「蛍の光」をBGMにアナウンスが流れる。 建物の構成は、確認できる限りで地上9階、地下2階建て。地下には従業員用が更に2階層あり、地下4階同様の階層。8階と9階の中二階は従業員専用の階層で、中二階には社員食堂もある。9階はスポーツ用品売り場、1階は、バッグ、婦人靴、化粧品売り場がある。地下1階は、鮮魚、食品、酒売り場等によるデパ地下を形成している。デパ地下では酒売り場は販売店個々としてのブランドが少ないことと、百貨店信用の特殊性から東京百貨店社員が担っている。従業員は従業員専用の裏口から入り、セキュリティー対策として透明なビニールバッグに貴重品を入れた上で携行しなければならない。 業者向け配送には、クロネコ、東京23区内、近隣の県は坂木の別作品『ホリデー』シリーズの主人公沖田が勤務する運送会社の宅配便サービス「ハニービー・エキスプレス便」、通称「ハチさん便」、信用や商品不慮に対する誠意の事情に社員が直接配送する通称「超エクスプレス便」を用いている。 閉店後、社員価格で売れ残り品の格安販売が行われている。洋菓子の保存は当日のみとなっていて、売れ残りを冷蔵庫等で保存させることはできない。肉売り場で火災が発生したが、事前の防災訓練の成果もありボヤで済んだ。消火作業には防災訓練でも参加した梅本も消火器を携え参加した。『アンと青春』では「東京デパート」という表記もみられ用語の混在が発生したが、『和菓子のアン』第3弾にて正式名が「東京百貨店」、通称が「東京デパート」と分担された。 場所は『アンと青春』で、立花が梅本に提起した「謎」として明かされた。
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