まくわうりとは? わかりやすく解説

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まくわ‐うり〔まくは‐〕【真桑×瓜】

読み方:まくわうり

ウリ科蔓性(つるせい)の一年草は地をはい、手のひら状に浅く裂けている。夏、黄色花が咲く果実楕円形で、黄・緑色などの縞模様があり、甘く食用漢方では未熟果の(がく)を乾燥し、催吐(さいと)用いる。インド原産古くから世界各地栽培され日本では美濃国真桑村岐阜県本巣市)産が有名であったところからの名という。甜瓜(てんか)。あじうりあまうり。まくわ。《 夏》「吹井戸やぽこりぽこりと—/漱石


まくわうり (真桑瓜)

Cucumis melo var. makuwa

Cucumis melo var. makuwa

Cucumis melo var. makuwa

インド原産です。わが国へは古い時代渡来しました。果実米俵のような円柱形で、「メロン」よりも果肉硬く洋なしのような食感あります。名前は、2~3世紀のころから、岐阜県真桑村現在の本巣市)が「うり」の名産地とされていたことから。現在では、本種と「メロン」との交配種であるプリンスメロン主流となってます。でも、お盆お供えにはやっぱり「まくわうり」かな。
ウリ科キュウリ属一年草で、学名Cucumis melo var. makuwa。英名はありません。
ウリのほかの用語一覧
カラスウリ:  黄烏瓜
キュウリ:  ピックル胡瓜  毛馬胡瓜  真桑瓜  胡瓜  角メロン  越瓜

マクワウリ

(まくわうり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 09:03 UTC 版)

マクワウリ(真桑瓜、英名:Oriental melon、学名:Cucumis melo var. makuwa)は、ウリ科キュウリ属つる性一年草雌雄同株の植物[1]メロンの一変種果実は食用する。南アジア原産。季語。日本では西洋メロンの導入以前より多数の農家で生産されて来た安価な庶民のメロンで、自然な甘味と歯触りが良いのが特徴である。


  1. ^ (三省堂)大辞林 第三版「まくわうり(真桑瓜)」 2015年01月10日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 主婦の友社編 2011, p. 216.
  3. ^ 小学館 日本語源大辞典(初版) 2005 「うり」の項
  4. ^ a b 日本ビジネスプレス『固い皮の中は謎だらけ、「メロンパン」の形はどこからやって来たのか』JBpress 2013年03月08日 2015年06月12日閲覧
  5. ^ 井上昌夫『DVDだからよくわかる!野菜づくり』西東社 2008年
  6. ^ 『佐久市志民俗編下』長野県佐久市平成2年2月20日発行1387頁


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