ふどう

実用日本語表現辞典

不道

読み方：ふどう

律令において定められた「八虐」のうち、大量殺人や呪殺などの大罪。「八虐」とは、謀反、謀大逆、謀叛、悪逆、不道、大不敬、不孝、不義。

（2011年7月26日更新）

デジタル大辞泉

ふ‐どう【不動】

読み方：ふどう

１ 動かないこと。「—の姿勢をとる」

２ 他の力によって動かされないこと。ゆるぎないこと。「—の信念」

３ 「不動明王(みょうおう)」の略。

４ 歌舞伎の隈取(くまど)りの一。不動明王に扮(ふん)するとき、青または赤を用いるもの。また、その時に用いる鬘(かつら)。

［アクセント］1・2はフドー、3・4はフドー。

ふどう【不動】

読み方：ふどう

歌舞伎十八番の一。元禄10年（1697）江戸中村座の「兵根元曽我(つわものこんげんそが)」で市川九蔵（2世団十郎）が演じたのが初めとされる。寛保2年（1742）の「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」に「鳴神」「毛抜」とともに取り入れられ、2世団十郎が演出を確立。

一場面の錦絵／画・香蝶楼豊国 国立国会図書館蔵

ふ‐どう【不同】

読み方：ふどう

［名・形動］

１ 同じでないこと。また、そのさま。「大小—な（の）石」

２ 一定の基準にそって整理されていないこと。また、そのさま。「順—」

ふ‐どう〔‐ダウ〕【婦道】

読み方：ふどう

婦人として守り行うべき道。

ふ‐どう〔‐ダウ〕【府道】

読み方：ふどう

府がつくり、管理している道路。

ふ‐どう【浮動】

読み方：ふどう

［名］(スル)一定の場所に定まらないでただよい動くこと。

「微かな色彩が—して居るように見え」〈宮本・禰宜様宮田〉

ぶ‐どう〔‐ダウ〕【無道／不道】

読み方：ぶどう

［名・形動］《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》

１ 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「悪逆—」

「欲心に義を忘れたる五大院右衛門が心の程、希有(けう)なり、—なりと」〈太平記・一一〉

２ 見苦しいこと。また、そのさま。

「憎らしい—な形(なり)で、遠慮会釈もなう」〈浄・大経師〉

３ 律の八虐の一。残虐な殺人、近親者に対する殺人などの罪。

能面図鑑

不動 Fudoh

不動明王に使用。仏像に近い造形で、彩色も特殊で群青の絵具でなされている。
使用曲目：『調伏曽我』

JMnedict

不動

姓	読み方
不動	ふどう

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ふどう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/01 00:20 UTC 版)

「孔雀王 (ファミリーコンピュータ)」の記事における「ふどう」の解説

不動明王を呼び、炎を放つ。

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「ふどう」の例文・使い方・用例・文例

• 私はふどうは嫌いです。