はしり

デジタル大辞泉

はしり【走り】

読み方：はしり

１ 走ること。また、走り方。「安定した—のランナー」「球の—がよい」

２ 滑らかに動くこと。また、そのぐあい。「戸の—をよくする」「筆の—がよい」

３ 野菜・果物・魚などの、出回り期の最初に出るもの。走り物。初物。「カツオの—」「—のタケノコ」

４ ある物事のはじめとなったもの。先がけ。「梅雨の—」「流行の—」

５ 「走り木」の略。

「橋げたを渡る者あらば—を以て推し落とすやうにぞ構へたる」〈太平記・一四〉

６ 台所の流し。

「—の出刃庖丁、よう磨(と)がしておいたぞや」〈浄・宵庚申〉

７ 逃亡すること。出奔(しゅっぽん)。駆け落ち。

「失物か—か心中がかった者なら」〈浄・歌祭文〉

日本語活用形辞書

走り

読み方：はしり

ラ行五段活用の動詞「走る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

走る  » 「走る」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

京ことば

はしり

京ことば	意味
はしり	流し台　　　　* まだ出回ってない初物

但馬方言辞典

はしり’

但馬方言	共通語	用例	備考
はしり’	台所の流し台	食べたら、洗うもんをはしりに持っていって。	現在ではあまり耳にしなくなったが、幼かった頃、今は亡き人たちがこの語彙を用いていたことが懐かしく思い出される。

隠語大辞典

走

読み方：はしり

1. 電車、或は密告者を云ふ。

走

読み方：はしり

1. 電車。〔第五類　一般建物〕

走

読み方：はしり

1. 刑事巡査ノ下廻リヲナス密告人。〔第二類　人物風俗〕

走り

読み方：はしり

1. 「先乗り」とも云つて興行地へ一座より先に乗り込んで、興行契約や其他の準備をなす者のこと。

分類 演劇／映画／興行物

走り

読み方：はしり

1. （一）小使歩きをする人。（二）囃子の韋駄天。

分類 芸能

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

JMnedict

走り

姓	読み方
走り	はしり

Weblio日本語例文用例辞書

「はしり」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はできる限り早くはしりました。
• 正確にはしりません。
• 京子がどこに住んでいるのか正確にはしりませんが、三ノ宮の方です。
• はしりの果物.
• 彼女はしり込みした.
• 彼はしりに[所々に]継ぎの当たったズボンをはいていた.