はぐれ魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:56 UTC 版)
「七つの大罪 (ホビージャパン)」の記事における「はぐれ魔王」の解説
ベリアル 声 - 伊藤静 異端の罪一、虚飾の魔王。元七つの大罪の首座。 名門バーンデール家の令嬢。頂点に立つ者を自称し、傲岸不遜な態度を見せることが多いが、他の魔王からは冷ややかな目で見られている。 乗り込んできたルシファーをグノーシスの力で追い詰め、翼を切り裂いて魔力を奪い取る七つの呪いを与えるが、結果的に魔王へと生まれ変わるきっかけを作ってしまうこととなった。 次々と他の魔王を打ち破っていくルシファーに怒りを募らせるようになり、真莉亜を拉致、上述のサタンを唆して戦うように仕向ける等、様々な策を用いるようになるが、結局ルシファーが地獄へ侵入するのを許してしまい、さらには他の大罪達の離反を招いてしまう。そして自分に反逆し、ルシファー側に付いた大罪達に責め苦を仕掛け、そしてコキュートスに敗れたルシファーを捕らえた。 実は元々、彼女はサタナエルという天使であり、人間達に奇跡を言い渡す事で、神に尽くすという行動をしていたが、逆にそれが人間達を堕落させることとなり、その件でルシファーに堕天させられ、以降彼女に復讐心を抱いていた。その後は大罪達に頭を下げながら彼女らを欺き、大罪の首座に君臨した。そしてその真実を話ながら、ルシファーに拷問を与え、真の目的が、ミカエルに地獄を壊滅させ、自身が天界に帰るという取引をすると布告し大罪の首座を放棄する。だがそれが大罪の魔王達を責め苦から解放する結果となってしまい、追い詰められる。しかし真莉亜から取り込んでいた天使の血により、天使の力を取り戻す事で、大罪の魔王達を圧倒し、磔にする。そして魔莉亜の心臓を握り潰す事で、彼女にルシファーを始末させようとする。ルシファーが自身から刺しに突っ込んできた際、彼女が倒れたと長年の復讐に決着が付いたと喜ぶが、実はルシファーが真莉亜と心臓を入れ替える事を目的で行った演技であり、それにまんまと騙されたルシファーに怒りのまま彼女と対決する。ルシファーから自身を堕天させたのは神であると真実を告げられる。そして神に従っていた自身をルシファーに侮辱され、逆に神に抗う彼女を始末しようとするも、魔力を取り戻したルシファーに攻撃が効かず、惨敗する。 そしてミカエルが地獄に現れた際、目的を果たしてと彼女に天界に帰らして貰うと懇願するも、最初から天界は魔王と契約などしないと言い渡され、見捨てられる。そして魔王としての役目を果たそうとミカエルと交戦し、彼女の聖なる光翼を一枚の破壊に成功するも、敗北する。そして地上へと追放される。その後はアスタロトのアパートで同僚生活をしている。 アスタロト 声 - 田所あずさ 異端の罪二、憂鬱の魔王。 陰気な性格でベリアルに強い忠誠心を持っている。狭いアパートの一室を拠点にアイドル活動をしながら信者を集めていた。時々ラップのような口調になる。 プレッシャーに弱く人前で歌えなくなる弱点を持つため、活動は自身が歌う動画を配信する程度に留まっていた。ライブ対決で負けを認め、次に会う時は敵同士である事を告げながらも満足気な様子だった。 ルシファーが地獄に乗り込んで来た時は、他の大罪の魔王達がベリアルを見限って離反していく中で、彼女だけは従い続けた。 そしてレヴィアタンとの戦い繰り広げる。そしてコキュートスに凍らされて、戦いは中断になり、彼女と共に捕まる。そして脱出後はベリアルがミカエルに敗北後、彼女に付いていく形で追放される。その後はベリアルと地上で自分のアパートで同僚生活をしている。
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