名古屋城跡とは? わかりやすく解説

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名古屋城跡

名称: 名古屋城跡
ふりがな なごやじょうあと
種別 特別史跡
種別2:
都道府県 愛知県
市区町村 名古屋市中区本丸二の丸三の丸
管理団体 名古屋市(昭8・426),(昭41・2・9)
指定年月日 1932.12.12(昭和7.12.12)
指定基準 史2
特別指定年月日 昭和27.03.29
追加指定年月日 昭和10.05.15
解説文: 尾張領した徳川義利(のち義直)の居城として、家康は自ら選んでこれを今川氏古城丸城の地に定め、諸奉行諸大名命じて、この造営に当らせた。工は慶長十五一月起り未年至って終えたものの如く元和二年四月、義利は駿府からここに居を移した爾後歴代ここにあり、海道押えとして重きをなし、以て明治維新至った城地北から西にわたりて低地めぐらす平地占めていて、南面を底とする梯形状を呈し、その北西部にあたって低地背面とした広大な中枢部を置いている。即ち空濠をめぐらし大手搦手虎口馬出構えた本丸守って、その西から北にかけて御深井丸、塩蔵構を、西から南にかけて西之丸を配し、東から南東二三丸を置き、大小天守台、塁濠には堅固な石垣築いている。而して二之丸の東に接して御屋形があり、これらの地域外郭としてあたかも前面を覆うが如く南部三之丸広大な一■が設けられ土塁壘を築き、空濠をめぐらしている。今次戦災によって大小天守閣始めとして御殿、門等多く失われたがなお厄が免れた建物が占綴して往時美観偲ばしめるものがあり整然とした郭の巧な配置加藤清正築いた壯大な大小天守台枡形馬出、塁濠堅牢な石垣相まってよく旧規伝え近世城郭代表的なもの一つとして学術上の価値極めて高い。
S52-06-027[[名古屋城跡]なごやじょうあと].txt: 昭和7年12月12日史跡指定され、昭和10年5月15日一部追加指定され昭和27年3月29日には特別史跡として指定され名古屋城は、江戸時代尾張徳川家居城であった
 現在の指定地本丸とその周囲の堀、二の丸周囲の堀、及び三の丸土塁空堀であるが、今回これに名勝名古屋城二之丸庭園を含む二の丸内部三の丸土塁のうち東北の未指定部分追加して指定し枢要部の保存万全を期するのである
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特別史跡:  原の辻遺跡  厳島  吉野ヶ里遺跡  名古屋城跡  名護屋城跡並陣跡  基肄  多胡碑


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