つぶゆき【ツブユキ】(食用作物)
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登録番号 | 第13869号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | つぶゆき よみ:ツブユキ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 三上泰正、高舘正男、横山裕正、川村陽一、小林渡、舘山元春、前田一春、中堀登示光、小山田善三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「青系114号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(青森県黒石市)における成熟期は中生の早、稈長がやや短、玄米の形が極円の水稲、粳種である。草型は中間、稈長はやや短、稈の細太は太、剛柔は剛、止葉の直立の程度は立、葉身の色は濃緑である。穂長は短、穂数はやや多、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は褐、芒の有無と多少は無である。玄米の形は極円、大小は極小、色沢は濃、精玄米千粒重は極小、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中、腹白の多少は極少、食味は中の中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期は中生の中、成熟期は中生の早、障害型耐冷性はやや強、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、脱粒性は難、収量は少である。いもち病抵抗性推定遺伝子型は+、穂いもちほ場抵抗性は極強、葉いもちほ場抵抗性は強である。アミロース含量は中、蛋白質含量はやや高である。「むつほまれ」及び「つがるロマン」と比較して、ふ先色が褐であること、玄米の形が極円であること、精玄米千粒重が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に青森県農業試験場(現青森県農林総合研究センター、黒石市)において、出願者所有の育成系統に「青系114号」を交配し、8年に雑種第5代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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