つやほまれ【ツヤホマレ】(食用作物)
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登録番号 | 第15132号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | つやほまれ よみ:ツヤホマレ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢ヶ崎和弘、坂元秀彦、高松光生、山田直弘、重盛勲、高橋信夫、田中進久、元木悟、西牧清、小林勉、小野佳枝、宮崎尚時 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東山144号」(後の「オオツル」)に「東山154号」を交配して育成されたものであり、育成地(長野県塩尻市)における成熟期は晩、粒がかなり大、種皮色が黄の豆腐加工向けの品種である。伸育型は有限、分枝数は多、胚軸のアントシアニン着色は有、主茎長はかなり長、毛茸の多少は中、色は白、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は鋭先卵形、数は3枚、花色は紫である。熟莢の色は中、裂莢の難易は難である。粒の光沢は強、種皮の単色・複色の別は単色、地色及び粒の子葉色は黄、子実の形は扁球、臍の色は黄、子実の大きさはかなり大、品質は上である。開花期はやや晩、成熟期は晩、生態型は中間型、粗蛋白及び粗脂肪含有率は中である。倒伏抵抗性は中、ダイズモザイクウイルス抵抗性A、B、C及びD系統は抵抗性、同E系統はネクロシスダイズウイルス病圃場抵抗性は強である。「タマホマレ」と比較して、子実が大きいこと、子実の形が扁球であること、分枝数が多いこと等で、「オオツル」と比較して、成熟期が晩いこと、裂莢が難であること、ダイズモザイクウイルス抵抗性C及びD系統が抵抗性であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、「東山144号」(後の「オオツル」)に「東山154号」を交配し、平成3年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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