つけな中間母本農2号【ツケナチュウカンボホンノウ2ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9514号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 在来なたね | |
登録品種の名称及びその読み | つけな中間母本農2号 よみ:ツケナチュウカンボホンノウ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 由比進、釘貫靖久、飛騨健一、吉川宏昭、山岸博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「大阪白菜晩生」から選抜、育成されたものであり、葉は倒卵形で、葉色がやや淡緑の晩抽性の中間母本用品種である。草姿は中、草丈はやや高、子葉の大きさは中、子葉及び胚軸の色は緑、分げつ性は無である。葉数は少、葉形は倒卵、葉長は中、葉縁の切れ込みは全縁、葉色はやや淡緑、葉面の着色は淡、葉の光沢及びろう質はやや少、葉面の毛じは無、葉面の波うちはやや少、葉縁の波うちは少、葉肉の厚さは中である。葉柄・中肋の形は扁平、幅及び基部の幅はやや広、色は白である。種子の大きさは中、早晩性はやや晩、抽だい性はかなり晩である。「大阪白菜晩生」と比較して、葉色が濃いこと、抽だい性が遅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に農林水産省野菜・茶業試験場(三重県安芸郡安濃町、現独立行政法人農業技術研究機構野菜茶業研究所)において、「大阪白菜晩生」からの晩抽性個体を選抜し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続、平成4年から系統適応性検定を実施し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「つけな」、出願公表時の農林水産植物の種類は「はくさい」、出願時の名称は「ツケナ安濃3号」であった。 |
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