つくば姫【ツクバヒメ】(飼料作物)
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登録番号 | 第14788号 |
登録年月日 | 2007年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | つくば姫 よみ:ツクバヒメ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高城誠志、本図竹司、駒形智幸、市村勉、浅野昭、永井永久 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、つくば市内から収集した自生種の中から選抜した個体にガンマ線を照射して育成されたものであり、草型はほふく、ほふく茎の密度はかなり密、緑化の早い公園及び庭園等のグランドカバー向きの品種である。草型はほふくである。ほふく茎の密度はかなり密、太さは細である。葉長はやや短、葉幅はやや狭、葉色はやや濃である。初期生育はやや不良、春の草勢は中、秋の草勢は良である。春秋の出穂の有無は春も秋も出穂しないである。再生の良否はやや良、緑化の早晩は早、紅葉の早晩はやや晩、越冬の良否はやや不良である。「メイヤー」と比較して、ほふく茎が密であること、葉長が短いこと、葉幅が狭いこと等で、「エメラルド」と比較して、出穂しないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に茨城県農業総合センター園芸研究所(西茨城郡岩間町)において、つくば市内で収集した自生種40個体から7個体を選抜、平成9年に農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所放射線育種場)において、ガンマ線を照射し、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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