たまきやまこふんとは? わかりやすく解説

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珠城山古墳

名称: 珠城山古墳
ふりがな たまきやまこふん
種別 史跡
種別2:
都道府県 奈良県
市区町村 桜井市穴師
管理団体
指定年月日 1978.02.08(昭和53.02.08)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S52-12-038珠城山古墳.txt: 奈良盆地の東縁に美しい姿を見せ三輪山の北、巻向山の別峰穴師山の支脈が西にのび、平坦地接す丘陵端に3基の前方後円墳営まれており、珠城山古墳群呼ばれてきた。
 第1号墳東面する前方後円墳で、後円部南側開口する横穴式石室主体とし、墳丘全長53メートル後円部20メートル前方部32メートル前方部20メートル測る横穴式石室は、片袖式で、玄室長さ3.4メートル、幅は奥壁で1.65メートル、高さは約2メートル玄室中央には主軸合わせて凝灰岩製の組合式石棺据えられている。内には遺骨一部残り玻璃小玉琥珀棗玉が、また外では、奥壁ぞいに須恵器土師器東側には馬具太刀配置され、また西側では甲冑のほか、見事な馬具検出された。これらの副葬品まことに豪華なものであり、石室内には埴輪片をみるなど、極めて優れた被葬者考えられる
 第2号古墳西向き前方後円墳である。全長75メートル前方部40メートル後円部40メートル後円部前方部より2メートルほど高く、本古墳群最大規模を誇る。埋葬施設不明であるが、その墳形からすれば、3基中、最も早く営まれたものと推察される。
 第2号古墳の西に所在し第3号前方後円墳は、昭和33年の採土工事により消失してしまった。おそらく第2→第3第1号古墳の順に築かれていった古墳群であり、箸墓崇神景行天皇陵など、顕著な前・中期古墳群1系列として重要なのである



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