そのほかの人々
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中山理事長 沖縄高野連の理事長。武明たちの夢を理解しつつも、野球憲章や上(日本高野連)の意向が気になってなかなかOKが出せなかった。原作では玉城啓佐会長。 喜納 沖縄高野連の理事。野球憲章の遵守を第一とし、最後まで福里ろうの加入に反対し続けた。 小田記者 日本聴力障害新聞の記者。福里ろう野球部のことを記事にし全国に知らせた。15歳のとき病気で失聴した。原作では松島謙司。 具志堅ペガサスの監督 武明たちがベアーズの前に加入を申し込んだ強豪チームの監督。猛ノックで健聴者とのレベルの違いを見せつけようとした。 熊本ろう学校軟式野球部 たまたま学校交流で福里ろうを訪れた際に野球部のことを知り、その場で練習試合を申し込む。このエピソードは漫画オリジナルだが、当時熊本ろう学校に軟式野球部は実在した。一方、作中では『軟式野球』なら加入することができるというくだりがある(#野球憲章とろう学校の関係の項参照)が、当時沖縄で軟式をやっている高校は1校もなかった。 高平加奈 光一の病院友達。強豪校・南星高校野球部のマネージャー。 池上 南星高校野球部主将。福里ろうの高野連加盟をかけての試験試合の相手に選ばれ当惑する。県予選では首位打者だった。 原作では試験試合は2試合行われたが、試合の進行にあたりどのような工夫が必要か、危険はないか等を見るためのものだった。 小沢 琵琶湖のほとりに住む視覚障害者の老人。新聞で福里ろうのことを知り、孫・妙子に口述筆記させた励ましの手紙を送る。妙子は大学進学後、美穂のクラスメートになった。 ヘンダーソン 米軍嘉手納基地の長。基地のそばでボールを拾っていた美穂らが基地の米兵に見つかり騒ぎになったとき部下に代わり謝罪、風疹聴覚障害児の息子・ポールを福里ナインに引き合わせた。このエピソードも漫画オリジナルで、沖縄の米軍基地問題を描写したもの。 早川会長 日本高野連の会長。「私は規則ばかりが優先するものではないと思いますよ」と福里ろうの加盟に理解を示す。原作では牧野直隆。 なお、戸部良也・山本おさむ自身も実名で顔を出す(ただし、良也の読みは「よしなり」でなく「りょうや」)。
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