歌(か)舞(ぶ)伎(き)音楽(おんがく)囃子(はやし)
歌舞伎音楽囃子
区分
重要無形文化財
<かぶきおんがくはやし>
保持者
阿倍 啓仁
<あべ ひろまさ>
(芸名 望月 朴清)
<もちづき ぼくせい>
(東京都)
解説
歌舞伎の演技には歌舞的要素が強く、その表現には伝統音楽が不可欠である。歌舞伎音楽囃子は、鳴物とも呼ばれ、使用される楽器は小鼓や大太鼓、能管など多様である。歌舞伎音楽長唄とともに、舞台上で歌舞伎舞踊の伴奏などに加わるほか、芝居の場面の情景や情緒の描写を行う黒御簾での演奏など、その担当分野は多岐にわたり、伝統的な歌舞伎上演における最も重要な音楽の一つである。そこでは、単に優秀な演奏技術だけでなく、歌舞伎の演目に対する深い理解と俳優の演技の型等を熟知していることが要求されるものである。
歌舞伎音楽囃子
名称: | 歌舞伎音楽囃子 |
ふりがな: | かぶきおんがくはやし |
芸能工芸区分: | 芸能 |
種別: | 歌舞伎 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1998.06.08(平成10.06.08) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 歌舞伎の演技には歌舞的要素が強く、その表現には伝統音楽が不可欠である。歌舞伎音楽囃子は、鳴物【なりもの】とも呼ばれ、使用される楽器は小鼓や大太鼓、能管【のうかん】など多様である。歌舞伎音楽長唄とともに、舞台上で歌舞伎舞踊の伴奏などに加わるほか、芝居の場面の情景や情緒の描写を行う黒御簾での演奏など、その担当分野は多岐にわたり、伝統的な歌舞伎上演における最も重要な音楽の一つである。そこでは、単に優秀な演奏技術だけでなく、歌舞伎の演目に対する深い理解と俳優の演技の型等を熟知していることが要求されるものである。 歌舞伎音楽囃子は、歴史上、芸術上価値が高く、かつ、芸能の成立、構成上重要な要素をなす芸能の技法である。 |
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