大谷川堰堤
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文化財としての特徴 | 大谷川堰堤は、長さ97m、高さ3.8mの石積堰堤で、アーチ型の緩やかな曲線を描いているのが特徴です。この砂防堰堤は、政府の要請により明治17年にオランダ人土木技術者のヨハネス・デ・レーケが、吉野川の氾濫を防ぐための調査を行い、取りまとめた「吉野川検査復命書」に基づき、デ・レーケの指導のもと内務省の直轄工事で施工されたことから「デ・レーケの砂防堰堤」とも呼ばれています。 |
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大谷川堰堤
名称: | 大谷川堰堤 |
ふりがな: | おおたにがわえんてい |
登録番号: | 36 - 0031 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 石造堰堤、堤長60m、堤高3.3m |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治22頃/昭和初期増築 |
代表都道府県: | 徳島県 |
所在地: | 徳島県美馬市脇町大字北庄字柴床91-3地先 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 日本の近代土木遺産 |
施工者: | |
解説文: | 吉野川の左岸側に合流する大谷川の下流域にある。デ・レーケの計画と伝わり,緩曲線平面を有す堤長60mの大規模な石造堰堤。内務省による吉野川改修工事の代表的遺構の一つで,土砂流出防止及び河床安定の機能を維持しつつ,公園施設として活用されている。 |
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