うたかたの戀とは? わかりやすく解説

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うたかたの恋

作者早乙女貢

収載図書戦国青春
出版社角川書店
刊行年月1989.1
シリーズ名角川文庫


うたかたの恋

作者今野耿介

収載図書愛の軌跡
出版社東京図書出版会
刊行年月2005.11


うたかたの恋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/21 02:02 UTC 版)

うたかたの恋』(うたかたのこい、原題:Mayerling)は、フランスの作家クロード・アネ(Claude Anet)の小説である。

概要

オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの心中事件、通称「マイヤーリング事件」を基に、1930年に書かれた小説。

なお、実際のルドルフとマリーの関係や事件の真相については諸説ある。

同事件を題材とした同名(原題、日本語題とも)のバレエ作品(うたかたの恋)もある(リストの音楽による)。

あらすじ

1888年4月、マリーとルドルフは劇場で偶然に出会い、激しい恋に落ちた。ラリッシュ夫人の協力もあって、二人は逢瀬を重ねる。しかし、周囲の圧力から二人は別れざるを得ず、さらにルドルフは陸軍大臣フリードリヒ公爵の陰謀に巻き込まれて追いつめられていた。1889年1月26日、ドイツ大使館でのパーティで、死を決意したルドルフはマリーに「来週の月曜日、旅に出よう」と告げる。そして1月29日に雪の降るマイヤーリングの別荘で二人は死を遂げた。

登場人物

日本語版

日本では、岡田真吉の訳が三笠書房1954年、若草文庫17)、創元社1957年、世界大ロマン全集26)および角川書店(1969年、角川文庫)で出ていたが、いずれも絶版になっている。

「うたかたの恋」を原作とした作品

映画

  • 晩鐘(Kronprinz Rudolfs letzte Liebe, 1956年, オーストリア)
    • 監督:ルドルフ・ユーゲルト(Rudolf Jugert)
    • ルドルフ:ルドルフ・プラック(Rudolf Prack)
    • マリー:クリスチアーネ・ヘルビガー(Christiane Hörbiger)
    • エリザベート皇后:リル・ダゴファー(Lil Dagover)

テレビドラマ

ミュージカル

宝塚歌劇団の人気演目の一つである。

関連項目

関連書

  • 仲晃『「うたかたの恋」の真実 ハプスブルク皇太子心中事件』 青灯社 ISBN 4-86228-003-X C1022

うたかたの恋 (1936年の映画)

(うたかたの戀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 01:57 UTC 版)

うたかたの恋
Mayerling
監督 アナトール・リトヴァク
脚本 ジョゼフ・ケッセル
イルマ・フォン・クーベドイツ語版
マルセル・アシャール
原作 クロード・アネフランス語版
うたかたの恋
製作 シーモア・ネベンザルドイツ語版
出演者 シャルル・ボワイエ
ダニエル・ダリュー
音楽 アルテュール・オネゲル
ハンス・メイドイツ語版
撮影 アルマン・ティラールフランス語版
ジャン・イスナールフランス語版
編集 アンリ・リュストフランス語版
製作会社 Nero-film
配給 不明
Pax Films
東和
公開 1936年1月31日
1937年9月13日
1946年11月12日[1]
上映時間 96分
89分[1]
製作国 フランス
言語 フランス語
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うたかたの恋』(うたかたのこい、Mayerling )は、1936年フランス恋愛映画。監督はアナトール・リトヴァク、出演はシャルル・ボワイエダニエル・ダリューなど。1889年に起きたオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの心中事件(マイヤーリング事件)を題材にしたクロード・アネフランス語版1930年の小説『うたかたの恋』を原作としている。日本語タイトルには『うたかたの戀』の表記もある[1]

戦前の日本では、皇室のスキャンダルを扱った作品として検閲により上映禁止とされ、戦後1946年になって初めて公開された。

リトヴァク監督は1957年に、当時夫婦だったオードリー・ヘプバーンメル・ファーラーを主演に起用し、テレビ映画マイヤーリング』として再度映画化している[2]

ストーリー

キャスト

出典

  1. ^ a b c 映画 うたかたの戀 (1935)について”. allcinema. 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 映画 マイヤーリング (1957)について”. allcinema. 2020年9月26日閲覧。

関連項目

外部リンク


うたかたの恋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:26 UTC 版)

宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事における「うたかたの恋」の解説

詳細は「うたかたの恋 (宝塚歌劇)」を参照 原作フランス作家クロード・アネ(Claude Anet)の同名小説原題 Mayerling)。

※この「うたかたの恋」の解説は、「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の解説の一部です。
「うたかたの恋」を含む「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事については、「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の概要を参照ください。

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