あま‐の‐かぐやま【天香山/天香具山】
あまのかぐやま 【天香山・天香具山・天香久山】
あまのかぐやま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 01:49 UTC 版)
「夏のおわりのト短調」の記事における「あまのかぐやま」の解説
『LaLa』(白泉社)1984年7月号に掲載。 東京都下、大学部もついた高級私立女子高等学校の彼野女(かのじょ)学院2年3組での出来事。クラスを担当する筈だった物理教師が交通事故で入院することになり、新任教師で、副担任の古文教師、根木永遠夫(ねぎ とわお)が担任に昇格することになった。永遠夫は生徒とのコミュニケーションを深めようとして自己紹介をさせるが、そんな永遠夫の姿に反感を抱いた生徒の雲林院吹子(うりんいん ふきこ)は、生理ナプキンを投げつける。ナプキンの何たるかを知らぬ永遠夫はゴミとしてそれをそのまま捨ててしまうが、古文授業のために改めて教室を訪れた永遠夫は、今度はブラジャーが足下にあるのに気づき、誰かの落とし物として自主的に取りに来るよう、黒板に貼り付ける。さすがにその行為はほかの教師たちの問題になり、永遠夫は敎頭から呼び出されるが、永遠夫は持ち主が来るまでそのままにしておくべきだと主張する。永遠夫に好意を抱いていた生徒、夏野織子(なつの おりこ)はひそかにブラジャーを回収し、吹子のものと勘違いして机の中に入れるが、実は別人のもので、そのことでひと騷動おきてしまう。 生徒の一人が試験のヤマを教えて欲しいと永遠夫に要求するが、永遠夫は実力試験にヤマはないと答え、生徒たちの反発を招いた。織子は永遠夫に、他の教科では教師が全部ヤマを教えてくれるので、良い点がとれると教えるが、それを聞いた永遠夫は、高一の基礎からやり直すべきだとして、生徒にプリントを配るようになった。それを見た吹子は夢の中で、幻覚を見るようになった…。
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