あぜ

デジタル大辞泉

あぜ【^×畦／^▽畔】

読み方：あぜ

１ 水田と水田との間に土を盛り上げてつくった小さな堤。水をためるとともに、境界・通路とする。くろ。

２ 敷居や鴨居(かもい)の、溝と溝との中間にある仕切り。

あぜ【^×綜】

読み方：あぜ

機(はた)織り機で、縦糸の順序を正しくし、また、縦糸を上下に分けて横糸を通すすきまをつくる用具。綜絖(そうこう)。

甲州弁辞典

あぜ

甲州弁	意味	用例
あぜ	なぜ ⇒なえ（同義）	あぜ、わからんだ(なぜわからないの）

大阪弁

あぜ

大阪弁	訳語	解説
あぜ	あぜ	畦。主に、田の境の盛り上がった部分。西日本の言葉が標準語になった。関東や奥羽では「くろ」「たのくろ」、利根川流域で「つつみ」「おーな」など、関東各地で「けーはん」「どて」など、讃岐で「きし」、琉球で「あぶし」という。

隠語大辞典

アゼ

読み方：あぜ

1. 馬鹿或ハタワケト云フコトナリ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・岐阜県〕
2. 馬鹿者、たわけもの。〔岐阜県〕
3. 馬鹿者。たわけもの。〔岐阜〕

分類 岐阜、岐阜県

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JMnedict

安瀬

姓	読み方
安瀬	あぜ

阿瀬

姓	読み方
阿瀬	あぜ

畦

姓	読み方
畦	あぜ

ウィキペディア

畦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/26 06:19 UTC 版)

畦（あぜ）は、稲作農業において、水田と水田の境に水田の中の泥土を盛って、水が外に漏れないようにしたものである。畦は、水田の区画を成すと同時に、泥土のきめ細かさによって水漏れを防ぐ方法でもある。畦畔（けいはん）や泥畦とも言われ、稲作の工程には、水を張る前に毎年修理を行う「畦作り」または「畦塗り」があり、「畦塗り機」も使われる。水田を回る際の道としての役割も持っているもののことを、畦道（あぜみち）、畷（なわて、縄手とも）という。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あぜ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 07:17 UTC 版)

名詞

あぜ【畦・畔】

1. 田や畑のしきいのこと。田畑の境界、通路、土留めなどの役割をもつ。

派生語

• あぜみち

類義語

• 畦畔

漢字辞典

塍

塍	画数：13 音読み：ショウ、 ジョウ 訓読み：あぜ、 くろ、 つつみ ピンイン：cheng2

畔

畔	画数：10 学習年：中学校で習う漢字 音読み：ハン 訓読み：あぜ、 くろ、 そむく、 ほとり ピンイン：pan4 ハングル：반 対応する英語：paddy ridge, levee

畛

畛	画数：10 音読み：シン 訓読み：あぜ ピンイン：zhen3 ハングル：진 対応する英語：boundary between paddies

畻

畻	画数：14 音読み：ショウ、 ジョウ 訓読み：あぜ、 くろ、 つつみ ピンイン：cheng2

阡

阡	画数：6 音読み：セン 訓読み：あぜ、 みち、 はかみち ピンイン：qian1 ハングル：천 対応する英語：thousand

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「あぜ」の例文・使い方・用例・文例

• ほっそい道にほとんどスピードを落とさず、走りこんだ。「近道なんですよ」「ってここ、あぜ道〜〜〜っ！」
• 彼女はその知らせに唖然(あぜん)とした.
• 彼はその発見に唖然(あぜん)とした.
• 彼女はその光景に唖然(あぜん)として立ちすくんだ.
• 彼は父が農園を売り払ったのに唖然(あぜん)とした.
• 彼は先生たちをあぜんとさせるほどの情熱で勉強した.
• その少女に対するいじめ方の陰湿さには唖然(あぜん)とした.
• 人をしてあぜんたらしむ
• と聞いてあぜんたり
• あぜんとして言葉もなく立ち尽くした
• 1つではなく、少なくとも3つのウイルスを見つけた科学者たちはあぜんとした
• 田のあぜ
• 田の間を通るあぜ道
• 事態にうまく対応できずに,あぜんとするさま
• あぜで区切られた田や畑の数を表す語