『空色勾玉』との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:39 UTC 版)
本作において『空色勾玉』の物語は、遠い過去の神話伝説とされており、一部のエピソードは伝説として脚色された形で本作の時代にまで伝わっている。 輝の大御神(かぐのおおみかみ) いわゆるイザナギ。本作では、輝(かぐ)の一族の先祖であることが語られるのみ。 闇の女神(くらのめがみ) いわゆるイザナミ。本作では、闇(くら)の一族の子孫である橘の一族と強い繋がりがあるほか、地母神としての性質が語られている。 大王の一族 いわゆる皇室。本作では、輝の一族である「風の若子」と、闇の一族である「水の乙女」を祖とする。輝の大御神の「破壊神としての資質」を強く受け継ぎ、戦いや自然破壊(造園など自然に手を加えることを含む)を好むとされる。 橘の一族 「死すべき宿命を持つ地上人」の中でも、闇の女神の資質を強く受け継ぐ「闇の一族」の子孫。その力は輝の一族の「破壊神としての力」と対になっており、破壊の力を鎮めるとされる。 大蛇の剣(おろちのつるぎ) 鏡の剣とも。闇の女神が火の神を産んだ火傷で死んだとき、夫である輝の大御神が火の神を斬った剣。火の神の呪いを受け、破壊と殺戮を望むとされる。 玉の御統(たまのみすまる) 力の勾玉を連ねた首飾り。元は闇の女神の持ち物で、勾玉も八つあったが、うち三つは古代に失われ、残る五つが各地の橘一族に受け継がれた。勾玉を四つ集めれば何者にも死を、五つ集めれば何者にも蘇りをもたらすと言われる。 勾玉は代々受け継がれており、主が持つと勾玉の色に応じた輝きを放つ。勾玉の力を発揮できるのは、その勾玉を受け継いできた血筋の者だけとされ、ある勾玉の血筋の者が別の勾玉を持っても輝かず力も発揮できない。ただし主同士の合意があれば、主としての力を譲り合うことも可能。勾玉が集まると自然を操る力を発揮できるようになり、勾玉の数に応じてその力も強まる。 最初の御統にあった八つの勾玉は、明(あか)、暗(くろ)、幽(あお)、顕(しろ)、生(き)、嬰(みどり)、輝(かぐ)、闇(くら)。うち輝の勾玉は輝の大御神の、闇の勾玉は闇の女神のものとなり、地上から失われた。また、幽(あお)の勾玉は『空色勾玉』に登場する「水の乙女の勾玉」そのものであり、作中の事件で失われている。 岩姫 闇の一族の老巫女・岩姫は死んでも生まれ変わり、代々の岩姫の記憶を持つとされる。 鳥の葬式 闇の一族に伝わる昔話の一つ。『空色勾玉』で、この話の元になったと思われる事件が起こる。 この項目は、文学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJライトノベル)。項目が小説家・作家の場合には {{Writer-stub}} を、文学作品以外の本・雑誌の場合には {{Book-stub}} を貼り付けてください。
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