「MBS1179寄席」
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「茶屋町MBS劇場」の記事における「「MBS1179寄席」」の解説
タイトルの"1179"は、毎日放送(MBSラジオ)のAM周波数に由来。FM補完中継(ワイドFM)が開始された2016年度もタイトルは変更されていない。 毎日放送がアーカイブとして保存しているテレビ・ラジオの過去の演芸番組(『特選!米朝落語全集』や『ザ・上方寄席』など)や新たに収録した音源(末期は収録・放送実績なし)から、上方落語の一節(ネタ)を放送。登場する落語家も、故人、名人クラス、中堅・ベテランクラスと幅広いが、素材に『特選!米朝落語全集』があることから、桂米朝および米朝事務所所属の米朝一門のネタの放送機会が非常に多い(他の一門では松鶴一門のネタがたまに放送される程度で、それ以外の文枝・春団治・染丸・露のなどの一門は滅多に取り上げられない)。 落語の音源をノーカットで放送するため、当パートの終了時刻はネタの長さによって異なる。2時間枠で放送されていた2008年度には、1時間を超える大ネタを流したこともあった。2010年度・2011年度は、放送枠が2時間半に拡大したため、大長編ネタを丸々1本放送したこともあった。 各演目開始時は柏木が演者とネタ(音源の収録日・場所も)を賑々しく紹介する一方、終了時は演者とネタのアナウンスを行わず、代わりに番組のエンディングでまとめてアナウンスする。 毎日放送では過去にも、毎週日曜日の7:00 - 7:30に同名のラジオ番組を放送。『MBSサンデースペシャル』『MBSマンデースペシャル』でも、同名の企画を放送したことがある。また、2010年4月18日の深夜には、『MBS1179ミッドナイト寄席』というタイトルの特別番組を編成。『米朝一門 獅子十六の会〜都んぼ・吉弥プロデュース〜』の録音から4題放送した。 中途半端に時間が余った場合、落語家が歌った楽曲を流すことがあった(桂雀三郎 withまんぷくブラザーズ『ヨーデル食べ放題』、月亭可朝『嘆きのボイン』など)。
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