「羽生世代」による将棋界の席巻とは? わかりやすく解説

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「羽生世代」による将棋界の席巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 00:02 UTC 版)

羽生世代」の記事における「「羽生世代」による将棋界の席巻」の解説

羽生世代棋士は、1990年頃から30年近くにわたりタイトル棋戦A級順位戦主役で、タイトル獲得過半数占め続けた将棋のタイトル在位者一覧参照)。羽生世代だけで全タイトル制覇した年が4回ある(1995199820002001そのうち1995羽生単独制覇)。その結果タイトル獲得数3期以上(九段昇段基準一つ)の者が8人、うち永世称号保持者が3人(羽生佐藤内)もいる特異な世代となった1994年度から2014年度までの21年148回のタイトル棋戦で、5度例外を除くすべて羽生世代出場した。特に棋聖戦 (将棋)については、1989年度から2018年度までの30年間すべてに羽生世代出場している。ちなみに王座戦 (将棋) 戦については、1992年から2017年まで26年間すべてに羽生善治出場した名人戦では、1994年から2016年まで22年間、毎年彼らのうちの誰かが七番勝負登場している。羽生内のカード特筆して多く名人戦で9回(第5461-6366、69-72期)対戦しており、大山康晴-升田幸三並び名人戦の中で1番多いカードとなっている。 竜王戦では、第2期1989年度)に羽生獲得して以来、第33期(2020年度)までの32回の七番勝負に「羽生世代」の棋士27登場している。しかし竜王位獲得13回しかない。第11期1998年度)までは先輩谷川浩司第17期2004年度以降後輩渡辺明が立ちふさがったためである。第17期2004年度以降羽生世代竜王位獲得は2回しかない。渡辺竜王10連覇内が阻止した26期(2013年度)と、羽生47歳最年長竜王となり永世竜王資格獲得した30期(2017年度)である。 1995年棋王5連覇永世棋王資格得た羽生皮切りに2006年度佐藤棋聖5連覇永世棋聖2007年度内が名人通算5期永世名人資格を得るなど、羽生世代将棋界頂点極める一方2000年代後半からは渡辺明加えポスト羽生世代久保利明木村一基三浦弘行タイトル戦舞台多く出場するようになり実力拮抗してくる。 羽生世代1992年度以来ずっとタイトル過半数保持してきたが、2010年度それが一時的に崩れタイトル過半数羽生世代以外の棋士占めることになった2011年度以降は、再び羽生世代タイトル過半数占めたが、その数はピーク時比べる少なくなった。

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