「羽生世代」の台頭と村山聖の死
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「羽生世代」の記事における「「羽生世代」の台頭と村山聖の死」の解説
1988年から90年にかけて、羽生と屋敷がタイトル獲得、森内と先崎が全棋士参加棋戦で優勝。続いて1992年に郷田が谷川から王位獲得、1993年に佐藤が羽生から竜王位を獲得した。 以上6名は早熟のため、順位戦A級昇級よりも優勝・タイトルが先行した。1992年に谷川王将に挑戦して敗れた村山は、羽生に次いで森内とともに1995年に順位戦A級に昇級。しかし生来の病身で1997年に膀胱癌を発症、タイトルを獲得しないうちに1998年8月に29歳で逝去した。 村山と入れ替わるように藤井が、1998年に谷川をストレートで破って初タイトル・竜王を獲得し、一躍「羽生世代の一人」として認知されるようになる。続いて丸山が2000年に佐藤を破って名人位を獲得。最後に深浦が2004年に順位戦A級昇級、2007年に羽生を破って初タイトルとなる王位を獲得し、遅れてきた羽生世代として認知される。
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