「ルンルン」という言葉の流行と、本作との関係
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「花の子ルンルン」の記事における「「ルンルン」という言葉の流行と、本作との関係」の解説
本作の放送後の1982年ごろ、「ルンルン気分」という言葉が流行したことがある。一例として、漫画家の水沢めぐみ(集英社)の初期作品(「5月のお茶会」「ねむり姫のイブ」など)には吹き出し外の手書き文字で「ルンルン」ないし「ルン」またはひらがなで同様の表記が見られる。講談社の雑誌るんるんは一世代後の刊行。作家の林真理子は当時『ルンルンを買っておうちに帰ろう』にて作家デビューし、当時のベストセラーを記録している。三省堂国語辞典 第4版(1992年発行)に、この語は掲載された。米川明彦編『日本俗語大辞典』(東京堂出版)2003年11月 ISBN 978-4490106381 において、「ルンルン」の語源は本作であるとする説を取っている。実際のところ、この言葉自体は、日本アニメーション「ペリーヌ物語」のOPの歌詞や、さらにさかのぼれば草野心平の「河童と蛙」(1938年)の河童をうたった詩にまでたどりつくこともできる。『魔女っ子大全集』(東映動画篇・バンダイ刊) 109項において、「諸説紛々であったが、朝日新聞の裁定で本作が(当時流行した)「ルンルン気分」の語源である」としている。この語の発案者は原作者の神保史郎。「50音表を見て響きの良い言葉を選んだ」と語っている。
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