《ひざ痛》の正しい読み方
「ひざ痛」の正しい読み方
「ひざ痛」は「ひざつう」と読む。「ひざいた」と読むのは間違いである。「ひざ痛」の意味解説
「ひざ痛」は主に医師が使う言葉で、ひざの痛み、もしくはひざ周辺の痛みを指す。ただし、その種類は多岐にわたる。打撲や内出血などの怪我が原因のこともあれば、関節炎で「ひざ痛」が発症することも多い。「ひざ痛」は病名ではなく、あくまでも症状についての言葉だ。そのため、原因や状況を問わず、痛みがある場合には「ひざ痛」と表現される。なぜ「ひざ痛」と読むのか・理由
「ひざ痛」は正しく書くと、すべて漢字で「膝痛(しっつう)」となる。しかし、読みやすいように「膝」を平仮名にするのが定番だ。平仮名にすることで「膝痛(しっつう)」は「ひざ痛(ひざつう)」と読まれるようになった。「膝痛(しっつう)」という言葉を知らず、「ひざ痛」を使っている一般人も多い。「ひざ痛」の類語・用例・例文
「ひざ痛」の類語には「リウマチ」「関節炎」「打ち身」などがある。いずれも、肉体がひどく痛むところに共通点がある。ただし、「リウマチ」「関節炎」「打ち身」などはすべて、病気や怪我の名称だ。それに対して、「ひざ痛」は「膝が痛む状態」を指す言葉でしかない。たとえば、「ひざ痛の原因が関節炎だった」といった状況もありえる。そのほか、「足痛」という言葉も「ひざ痛」の類語だ。違いを挙げるなら、「足通」は足全体の痛みにあてはまる。「ひざ痛」は膝の痛みのみを指す。以下、「ひざ痛」の例文を挙げていく。
「登山の醍醐味は達成感である。疲労とひざ痛に悩まされたとしても、山頂から眺める景色は格別だ」
「スポーツ選手にとって足は生命線だ。もしもひざ痛を感じるようなら、無理せずに休息をとりなさい」
「年齢とともにひざ痛が激しくなってきた。湿布を貼っておかないと、歩くのもたいへんだ」
「朝起きると、ひざ痛が治っていた。昨夜はなかなか寝付けないほどだったのに、この回復は奇跡的だ」
「ひざ痛」の英語用例・例文
「ひざ痛」は英語で「knee pain(膝の痛み)」と書く。より専門的に表現するなら「gonalgia」となる。以下、英語における「ひざ痛」の例文を挙げていく。When I was young, I never felt knee pain. But now it's hard to walk almost every day.(若いころは膝痛など感じたことがなかった。しかし、今は毎日のように歩くのがつらい)
I suspected that I had a serious illness. In fact, doctors seemed to think my gonalgia was very malignant.(私は深刻な病気になっているのではないかと疑っていた。実際、医師は私の膝痛をとても悪性だと思っているらしかった)
Don't make noise with knee pain. A little upset is for everyone.(ひざ痛くらいで騒ぐな。少しくらいの不調は誰にでもあることだ)
My knee pain is a little prolonged. Just in case, let's have an inspection.(少しひざ痛が長引いている。念のため、検査をしてもらおう)
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