”候補者“
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/06 01:08 UTC 版)
「人造救世主計画」において選ばれた救世主候補たち。基本的に二つ名を持つ。設定上ではここに記された者以外にも候補者がいる。 ”審判の巨人“ランベルツ 真帝国の青年士官で西方方面軍に所属している。ゾンバルト将軍の部下ではあるが、影で小馬鹿にしている。 バルタザール要塞を襲ったグラーフたちを追う任務の中で、候補者の中で最強だったエクスと決着をつけたいという思いに取り付かれ、マシーネン・メシアースを持ち出してエクスに戦いを挑む。第1部のボスである。 ”予言の聖女“ゲルダ アカデミーの女学生。第2部でアカデミーに一時的に保護されたエクスに対して熱い視線を送る少女。第2部はこれでエリーのツンデレ属性が刺激させてラブコメ展開となった。だがその行動がサツキに疑われ、「約束の地」に向うエクスたちに同行を求めるもサツキの拒否にあい、積層都市バルトロマイに残る。しかし単身先回りして「約束の地」に向かい、エクスたちの前に立ちはだかる。 実は第2部のボスであり、記憶を失う前のエクスを妄信している。第2部終盤では、自分の理想と違う形になったエクスに愛憎入り混じった狂気を向け、サツキの命を奪うが、それに激昂したエクスのパンツァーごとの体当たりを受け落命する。死の間際、候補者同士の戦いに仕組まれた秘密をエクスに明かした。 ”天馬の騎士“ハーゲン 第2部に登場。残虐な空賊で、グラーフとは何度も対立している因縁浅からぬ男。 エクスの再起動をきっかけに、計画の遺産を全て自身の元に集めようと「約束の地」を目指し、エクスと対立する。戦闘時はパンツァー(装甲バイク)に載って戦う。 ”黙示録の竜“アベル エリーの幼馴染。エクスとそっくりであることから同一人物として疑われていた。第3部で候補者の一人として登場する。自らを「候補者」の中でもっとも優れた存在と自負している。 実はアベルとエクスはオリジナルとコピーの関係にあり、コピーの方は「オリジナルが候補者同士の争いで死んだときに精神を移植するために人工的に作られた予備の肉体」に過ぎない。アベルは自らこそがオリジナルであると主張し、"聖母"であるエリーをエクスから取り戻すために戦いを挑む。 ”神界の守人“ヴェルナー 第4部で名前だけ出てきた候補者で、シナリオとシナリオの間の幕間でエクスに倒されていたという事実だけが語られた。なお、二つ名自体は第2部ですでに公開されており、そのときには”東方の賢人“なる二つ名も公開されていたが、こちらは候補者の名前さえ最後まで登場しなかった。
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