こんりん‐ざい【金輪際】
読み方:こんりんざい
[名]
1 仏語。大地の最下底のところ。大地がある金輪の一番下、水輪に接するところ。金輪奈落。
[副]
1 (あとに打消しの語を伴って用いる)強い決意をもって否定する意を表す語。絶対に。断じて。「—承知しない」「もう—ごめんだ」
こんりんざい【金輪際】
金輪際
金輪際
出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 09:59 UTC 版)
副詞
語源
金輪とは大地の一番底のところという意味。仏教の須弥山世界説においては、大地は虚空に浮かぶ風輪(サンスクリット (以下、「梵」): वायुमण्डलम् (vāyumaṇḍalam))、水輪(梵: जलमण्डलम् (jalamaṇḍalam))、金輪(梵: काञ्चनमण्डलम् (kāñcanamaṇḍalam))という3つの輪の上に乗っており、金輪は3つの輪の一番上の層である。その金輪の一番上の面が大地の底に接して際を為すという構造となっており、転じて〈ものごとの最後の最後まで〉という意味を表すようになった[1]。
参照
脚注
「 金輪際」の例文・使い方・用例・文例
金輪際と同じ種類の言葉
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