垂れ

デジタル大辞泉

しずれ〔しづれ〕【^▽垂れ】

読み方：しずれ

「垂(しず)り」に同じ。《季 冬》

し‐だれ【^▽垂れ／枝垂れ】

読み方：しだれ

枝や葉が、たれ下がること。しだり。

たれ【垂れ】

読み方：たれ

１ たれること。また、たれているもの。

「更紗の—を下げた、どす暗い料理場で」〈三重吉・小鳥の巣〉

２ 垂れ駕籠(かご)のむしろ戸。

３ 帯やひもの端の結び下がり。

４ 剣道の防具で、胴の下に垂らして腰部を保護するもの。

５ 料理に用いる、液状の合わせ調味料。主に鍋物や、焼き鳥・照り焼き・蒲焼(かばやき)などの焼き物に使う。

６ 「垂れ味噌(みそ)」の略。

７ 能に用いる仮髪(かはつ)の一。両鬢(びん)の所から肩の少し下まで垂らす。黒垂(くろたれ)と白垂とがある。

８ 漢字の構成部位の一。上から左下に垂れている部分。字形によって「厂（がんだれ）」「广（まだれ）」などとよぶ。

９ （接尾語的に用いて）その性質や状態をはっきり示すものをののしる意を表す。「ばか—」「しみっ—」「はな—」

日本語活用形辞書

垂れ

読み方：たれ、しだれ

【文語】ラ行四段活用の動詞「垂る」の命令形。

終止形

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用例

横板に雨垂れ、雨垂れ石を穿つ、範を垂れる

垂れ

読み方：たれ、しだれ

ラ行下一段活用の動詞「垂れる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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用例

横板に雨垂れ、雨垂れ石を穿つ、範を垂れる

垂れ

読み方：しずれ

【文語】ラ行下二段活用の動詞「垂る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

垂る  » 「垂る」の意味を調べる

用例

横板に雨垂れ、雨垂れ石を穿つ、範を垂れる

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季語・季題辞典

垂れ

読み方：シズレ（ｓｈｉｚｕｒｅ）

木やタケの枝葉などに降り積もった雪が散り落ちること

季節 冬

分類 天文

ウィキペディア

垂れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/31 04:42 UTC 版)

垂れ（たれ）

• 調味料の一種。 ⇒ タレ
• 漢字の部首の一つ。 ⇒ 垂 (漢字)
• 剣道の防具の一つ。一般に送りがなの「れ」を付けず、「垂」と書く。 ⇒ 防具 (剣道)
• 海産物の干物の異称（例：鯨のたれ、サメのたれ）
• 駕籠の両脇に作られた、筵などを下げた出入り口。駕籠参照。
• 塗装や左官作業で、適量を越えて天井や垂直面に施工した材料が、乾燥前に重力で滴状になること。「だれ」とも呼ばれる代表的な失敗の一つ。
• テレビ東京系で放送された日本のグルメバラエティ番組。調味料のタレに着目。 ⇒ 液体グルメバラエティー たれ

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Weblio日本語例文用例辞書

「 垂れ」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちのポケットは貝殻で膨れ垂れ下がっていた
• 彼女の金色の髪は肩に垂れていた
• 肩まで垂れた彼女の髪
• だらりと垂れた耳
• 悲しくて頭を垂れる
• 今朝は雨雲が島の上空に垂れ込めている
• 彼女は尻が垂れている。
• ベッドの天蓋の周囲に下がっている垂れ布
• 私はその垂れ幕に絵を描きました。
• 文化祭では私はその垂れ幕に絵を描きました。
• 彼は恥ずかしさのあまり首を垂れた。
• 彼の服からしずくが垂れていた。
• 川岸で数人の男が糸を垂れている。
• 黒雲が垂れ込めていた。
• 雲が低く垂れ込めた。
• 頭を垂れて祈る.
• 彼女の髪は巻き毛で垂れ下がっていた.
• 彼の髪は波打って肩に垂れている.
• 彼女のベールは肩の上に垂れていた.
• そのカーテンは床まで垂れている.