得点王 (ゲーム) 得点王2 リアルファイトフットボール

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得点王 (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 16:08 UTC 版)

得点王2 リアルファイトフットボール

得点王2 リアルファイトフットボール
Super Sidekicks 2 : The World Championship
ジャンル サッカーゲーム
対応機種 アーケードゲーム[AC]
ネオジオ[NG]
ネオジオCD[NGCD]
PlayStation 4[PS4]
Xbox One[XB1]
Nintendo Switch[NSW]
開発元 SNK
発売元 SNK
[PS4][XB1][NSW]ハムスター
シリーズ 得点王シリーズ
人数 1人〜2人
メディア ROMカセット[NG]
CD-ROM1枚[NGCD]
ダウンロード[PS4][XB1][NSW]
発売日 [AC]1994年4月[要出典]
[NG]1994年5月27日[3]
[NGCD]1994年9月9日[4]
[PS4][XB1][NSW](アケアカNEOGEO2018年5月10日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
システム基板 [AC]Multi Video System
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得点王2 リアルファイトフットボール英語: Super Sidekicks 2 : The World Championship)は、得点王シリーズの2番目の作品である。1994年に発売された。

ゲームの特徴

  • 十字キーまたはジョイスティックドリブル。Aボタン:ショートパスシュートオフェンス)、スライディングディフェンス)。Bボタン:ロングパス(オフェンス)、タックル・ラフプレー(ディフェンス)。Cボタン:ショートキック(オフェンス)、選手切り替え(ディフェンス)。このソフト以降でも引き継がれた。
  • このソフトよりネームエントリーが導入。チーム選択後、3文字でアルファベット.&!から20カウント以内に選択が可能。
  • チームの能力を7つの方法によってパワーアップさせる事が出来る。強化方法は、全体強化(FULL TEAM-POWER UP)、攻撃力強化(ATTACK POWER UP)、守備力強化(DEFENSE POWER UP)、スピード強化(SPEED UP)、チームワーク強化(TEAMWORK UP)、エースストライカー強化(ACE STRIKER-POWER UP)、ゴールキーパー強化(GOALKEEPER-POWER UP)の7つより1つを選択。
  • 1試合の試合時間はタイムメーターにより進行。最初は残り時間が黄色だが、残り時間が少なくなると赤色に変化する。ロスタイムはなし。
  • 実際のW杯同様、地区予選最終戦からスタートし、そこで勝つとW杯本戦になる。本戦ではグループリーグ3試合に勝つと、8チームによる決勝トーナメントになる。また対戦モード(2人用)もある。
  • "ACE"(エース。エースストライカーのこと)とマークの付いた選手がいるが、このソフト以降では、それ以外の選手と能力面での差はない(ただし、エースストライカー強化(ACE STRIKER-POWER UP)を選択した場合、能力に差を付ける事が出来る)。
  • ファウルを導入。よって、イエローカードレッドカード、ファウルによって発生する可能性のあるフリーキックPKも導入された。ファウルの画面では、選手能力アップ(SUPER PSYCHE UP)、ダメージ無し(NO DAMEGE)、脚を負傷(LIGHT DAMEGE。動きが一定時間遅くなる)、負傷退場(WOUNDED[注釈 10])〔以上、ファウルを受けた時〕、カード無し、イエローカード(2枚でレッドカードとなり退場)、レッドカード〔以上、ファウルを犯した時〕がランダムに決定される。審判に暴言を吐く(BAD CALL)事で、カードを貰う(あるいは退場になる(EJECTED[注釈 11]))演出もある。このソフト以降でも引き継がれた。
  • フリーキックの場面では、ペナルティーエリアより遠いと、そのまま蹴る場面だが、ペナルティーエリアより近いと直接フリーキックの場面になる。PKの場合は、キーパー(キッカー)と対峙し、Aボタンで正面,矢印を左右に押しながらAボタンを押すと、ボールが左右にシュートする(キーパーが左右に跳ぶ)。このソフト以降でも引き継がれた。
  • ペナルティーエリアより近くまで来ると"CHANCE"の文字が出て、その状態でAボタンを押すと、フィールド全体の状態から、キーパーとゴールポストを対峙した3D画面の状態になる。その状態でシュートを決めてもゴールになる。"CHANCE"の文字が出た後、更にペナルティーエリア内に進むと、"SHOOT"の文字が出て、シュートを打てるようになる。このソフト以降でも引き継がれた。
  • 勝てば次の試合に進むが、負けか引き分けの場合はゲームオーバーコンティニュー機能あり(ゲームオーバーの前に10カウント以内にコンティニューが可能)。コンティニューするとPK戦かコンティニュー直前の試合を初めから行うか選択できる。全ての試合に勝つとエンディングとなり、スタッフロールが流れる。
  • 選手の名前もこのソフトより付けられた(以後のソフトでも採用されている。ただし、得点王シリーズでは最後まで変名だった〔FIFA等の公式ライセンスが得られなかったため。例.MIRAI→三浦知良、YODOKAWA→長谷川健太、KITAKAZE→北澤豪、GOMEZ→ラモス瑠偉〕)[独自研究?]。ただし、選手の名前はファウルの時のみ表示された。

出場チーム

全部で48チームから選択可能。8チームずつ6つの地域[注釈 12] に分かれている。48チームの内容は以下の通り。なお、各チームとも独自のフォーメーションを持っている。


注釈

  1. ^ 後のシリーズソフトと異なり、略称が「FDR」と表記されている。
  2. ^ 後のシリーズソフトと異なり、略称が「ITL」と表記されている。
  3. ^ 後のシリーズソフトと異なり、略称が「SPN」と表記されている。
  4. ^ 後のシリーズソフトと異なり、略称が「BRZ」と表記されている。
  5. ^ 後のシリーズソフトと異なり、略称が「FRN」と表記されている。
  6. ^ 1990年イタリアW杯で実際に優勝している(ただし、当時は西ドイツの名前だった)。
  7. ^ 実際に発売された年(1993年)にJリーグが開幕している。
  8. ^ 実際に、1994年W杯の開催国だった。
  9. ^ 1993年当時(2014年現在でも)、アジア最多のW杯出場回数を誇っている。
  10. ^ 後のソフト(得点王3、炎のリベロ)ではINJUREDと表記された。
  11. ^ 後のソフト(炎のリベロ)ではSENT OFFと表記された。
  12. ^ a b 実際に、北中米とオセアニアが一緒の地区予選を戦った事はない。
  13. ^ a b c 香港返還(1997年7月1日)前だったため、旧国旗でのエントリーとなっている。
  14. ^ 得点王2よりエースストライカー強化(ACE STRIKER-POWER UP)が変更された物である。
  15. ^ 例えば、ブラジルを選んで、アジアトーナメントに参加した場合、初戦はアラブ諸国か日本・韓国などの強豪国が当てられる事が多い。
  16. ^ 得点王2の"ACE"の代わりにできたものである。
  17. ^ 初期設定では、上位からブラジル、イタリア、スウェーデン、ブルガリア、スペイン、ドイツ、オランダ、ルーマニア、アルゼンチン、サウジアラビアがランクインしている。
  18. ^ 初期設定では、上位からSUMAROKOV(ブルガリア。フリスト・ストイチコフがモデル)、SADKO(ロシア。オレグ・サレンコがモデル)、ROMAN(ブラジル。ロマーリオがモデル)、R.DUCCIO(イタリア。ロベルト・バッジョがモデル)、K.ARONSON(スウェーデン。ケネト・アンデションがモデル)、KLINGER(ドイツ。ユルゲン・クリンスマンがモデル)、DAHL(スウェーデン。マルティン・ダーリンがモデル)、BAUTISTA(アルゼンチン。ガブリエル・バティストゥータがモデル)、RADZIWILL(ルーマニア。フロリン・ラドチョウがモデル)、BENT(ブラジル。ベベットがモデル[要出典])がランクインしている。1994年W杯の実際の得点ランキングと一致している。
  19. ^ なお、アーケードの一部の筐体において、CHAPPE(スイス。ステファヌ・シャピュイサがモデル[要出典])がオープニングデモでゴールをしてしまい、ランクインし続けるバグが発生している。
  20. ^ 得点王2より、唯一メンバーが変わっていない。
  21. ^ a b 日本版アーケードでは「アイボリーコースト」(象牙海岸と呼ばれた頃の名残である)と表記された。
  22. ^ 初期設定では、上位からインド、ウズベキスタン、オマーン、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、ベネズエラ、パラグアイ、ホンジュラス、ジンバブエがランクインしている。
  23. ^ 初期設定では、上位からブラジル、イタリア、スウェーデン、ブルガリア、ドイツ、スペイン、フランス、オランダ、ルーマニア、アルゼンチンがランクインしている。初期設定のランクに一致する。
  24. ^ 日本版アーケードでは「ガテマラ」(グアテマラの別称で表記される事もある)と表記された。
  25. ^ 南米サッカー連盟の全ての加盟国が参加している。
  26. ^ 全チーム中、最下位である。

出典



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