病とは? わかりやすく解説

いたずき〔いたづき〕【労き/病】

読み方:いたずき

平安時代は「いたつき」とも》

ほねおり苦労

「—もなく、人の家刀自(いへとうじ)にぞなりにける」〈平中・一八〉

病気

「身に—の入るも知らずて」〈古今仮名序


いたつき【労き/病】

読み方:いたつき

いたずき


びょう【病】

読み方:びょう

[音]ビョウ(ビャウ)(呉) ヘイ(漢) [訓]やむ やまい いたつき

学習漢字3年

[一]ビョウ

やむ。やまい。「病気病原病弱病状病人疫病(えきびょうやくびょう)・臆病(おくびょう)・看病急病仮病(けびょう)・持病傷病大病闘病難病熱病万病罹病(りびょう)」

悪いこと欠点。「病弊

[二]ヘイ

やまい。「疾病(しっぺい)」

欠点。「詩八病(しはちへい)」

難読病葉(わくらば)


へい【病】

読み方:へい

⇒びょう


やまい〔やまひ〕【病】

読み方:やまい

病気わずらい。「胸の—」

欠点短所悪い癖。「酒を飲みすぎるのが彼の—だ」

気がかり。心配。苦労の種

旦那の—になされた中国北国(=米)残らず売って」〈浄・歌念仏

詩歌連歌などで、修辞欠点として嫌うこと。歌病(うたのやまい)。

和歌髄脳いと所狭う、—避るべきところ多かりしかば」〈源・玉鬘


読み方:イタズキ(itazuki), イタツキ(itatsuki)

(1)心労ほねおり
(2)功労
(3)病気

別名


作者鈴木良

収載図書宇宙またにかける少年鈴木良短編集
出版社日本文学館
刊行年月2004.10


作者小野晃

収載図書ショートショート・ストーリー
出版社文芸社
刊行年月2008.3


病気

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 04:36 UTC 版)

世界保健機関憲章


注釈

  1. ^ 「本人あるいは周囲が」としたのは、精神疾患や軽症の疾患の中には、本人は生活上の不都合を感じないが、周囲の人が生活上支障をきたすために治療の必要性を感じる場合があるからである。これは病気と類似概念の混同である。 精神疾患病気#病気と「疾患」・「疾病」も参照のこと。
  2. ^ 一般の人々は、医師からの説明を聞いて、それを自分の考えとして採用することもある。また逆に医師の側も、患者から報告を聞いて、はじめて何かを「疾患」と認識し、そうした断片的情報が学会などで徐々に集約されて、あらためて大規模統計がとられる場合もある。マスコミで医師が語る内容も人々の病気観に影響を与える。
  3. ^ 遺伝的背景と生活習慣が原因となる本態性高血圧症は高血圧の80 〜 90%であって、残りの10 〜 20%は高血圧の基礎疾患が明らかな二次性高血圧症である。二次性高血圧症では基礎疾患の早期発見・早期治療が重要である[4]
  4. ^ 不眠のなかには、実は本当の原因として、周期性四肢運動障害、むずむず脚症候群、概日リズム睡眠障害、うつ病などが隠れている場合があるから、鑑別診断が重要である[5]

出典

  1. ^ a b c 吉松和哉; 小泉典章; 川野雅資『精神看護学I』(6版)ヌーヴェルヒロカワ、2010年、71頁。ISBN 978-4-86174-064-0 
  2. ^ The Anthropologies of Illness and Sickness”. Annual Review of Anthropology (1982年10月). doi:10.1146/annurev.an.11.100182.001353. 2009年12月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 岡本裕「はじめに~第1章」『9割の病気は自分で治せる』中経出版、2009年、1-46頁。 
  4. ^ 『今日の治療指針2011年版』医学書院、2011年、339頁。 
  5. ^ 『今日の診断指針第6版』医学書院、2010年、339頁。 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m 岡本裕「第3章」『9割の病気は自分で治せる』中経出版、2009年、121-138頁。 



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:25 UTC 版)

エサルハドン」の記事における「病」の解説

エサルハドン健康に優れず頻繁に病に臥せっていたこと、特に晩年にはそれが悪化したことは、当時医師祓魔師たちが残した書簡によって現代の歴史学者にも認識されている。しかし、エサルハドン患っていた病が具体的に何であるのかを特定する試みはさほど多くなされてはいない。 同時代文書伝えエサルハドン症状は主に発熱衰弱食欲不振関節硬化(Articular stiffness)、眼球の異常、皮膚の発疹水疱寒気、耳の痛みなどである。これらの症状一度いくつも現れたものと見られるエサルハドン病気慢性的なものであったこと、および発作性のものであり、安定期には比較症状が(少なくとも外国への遠征行え程度には)落ち着いていたことが数々の手紙から理解できる。従って彼の病気伝染病の類ではなかったと考えられている。即位した681年までにはこうした発作症状エサルハドン苦しめており、少なくとも最初に症状現れたのは35歳よりは若い頃であると見られる加齢と共に症状悪化し、前672年複数書簡はこの時エサルハドンが死の淵を彷徨ったことを示している。一時的な回復の後エジプト遠征出た彼は、その途上再び発作襲われ669年死去することになる。 当時医師祓魔師たちが施した治療解熱作用のあるローション塗布湿布皮膚の発疹抑える軟膏休養食事療法、そして祓魔術等の呪術的処置であった。しかし、これらの処置エサルハドン病気完治させることはなかった。エサルハドン医師たちに治療法を見つけるように繰り返し催促していたことがわかっている。 古代医師祓魔師たちが現代医学的見地から見て記録するべきことを漏らさず記録しているかどうか確認する術はなく、また記録され症状同一の病のものであることも保障されないため、最終的にエサルハドン病気が何であったのか確実に特定することは不可能である。 一つ見解エサルハドン慢性的なリウマチ苦しんでいたというものであり、初期の研究者はこの診断下していた。一方フィンランド学者シモ・パルポラ (英語版)は、記録されている症状いくつか合致しないことからエサルハドン病気リウマチではないとし、考えられる候補として膠原病一種である全身性エリテマトーデス挙げた。この見解ある程度受け入れられているが、シモ・パルポラ自身も「他の解釈不可能だ主張はしないI do not contend that other interpretations are not possible)」と語る通り、あくまで一つ仮説である。

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病(やまい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:31 UTC 版)

デトロイト・メタル・シティ」の記事における「病(やまい)」の解説

DMCメンバー全員社長慰安旅行招待した際、和田感謝の手紙、西田大人の玩具プレゼント、そして根岸北原元気を呼んで女性として幸せ掴んでもらおうとしたが、全て気に入られず、社長キレる寸前の状態に陥ってしまう。それを回避するため、北原社長ストーキングしてきたという状況即興作り上げ、彼を豚代わりにその場生み出した曲。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:37 UTC 版)

ゼルダ・セイヤー」の記事における「病」の解説

スコットゼルダ強烈な性格自分作品徹底的に利用したが、夫婦間衝突大半は、彼の執筆中にゼルダ覚える退屈と孤独感端を発したものであった。彼女はスコット創作活動重要性には興味を示さなかったため、仕事をしていると邪魔に入ることもしばしばだった。二人はますます幸せから遠ざり、スコットアルコール依存症になり、ゼルダ情緒安定進み行動常軌を逸したものになったどちらも創作向かって励むことはなくなった。 ゼルダ誰にもよらない自分自身才能磨きたいという強い思い持っていた。そこにはおそらく夫の名声作家として成功への反発があった。27歳ゼルダは、かつて勉強していたバレエとりつかれたうになる子供のころ踊り上手い褒められており、友人たち評価まちまちだったとはいえダンスには人並み才能あるようだった。しかしプロダンサーなりたいという妻の願いに対してスコット時間無駄だ考え、まったく非協力的だった。 ダンサーなるにはやり直す時期あまりにも遅かったとはいえゼルダ毎日とりつかれたように、厳しすぎるほどの練習を自らに課した。それは長さにして一日8時間にも及び、その後肉体的精神的な衰弱つながったとされる1929年9月にはナポリのサン・カルロ・オペラ団の学校誘われたが、それは彼女の望みからすればあまりにささやかな成功であり、結局は断っている。社会はまだフィッツジェラルド夫妻が人も羨む暮らし送っていると信じていたが、友人たちから見た二人パーティー洗練されたものからどこか破滅的なものになっていき、どちらとつきあった人間不愉快な思いをするようになっていた。 1930年4月ゼルダ精神的な発作起こしフランスサナトリウム入院した。この地でヨーロッパで最先端精神科医一人観察診察治療1ヶ月わたって受けた結果統合失調症診断された。始めパリ郊外病院通ったが、その後スイスモントルー移った病院では主に胃腸の症状治療をしていたが、精神的な問題大きいため結果としてレマン湖のそばにあるプランジャンの施設に移ることになった1931年9月退院しゼルダの父が臨終の床にあったアラバマ州モンゴメリー夫婦戻った家族を失う悲しみ暮れるなか、スコットハリウッドへ発つことを告げた。彼女の父親スコット不在のときに亡くなりゼルダの健康はまたしても悪化した1932年9月には、精神病院での生活に戻った

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:37 UTC 版)

発音(?)

名詞: 日本語

  1. (やまい)病気

熟語: 日本語


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