瑞沢高校競技かるた部とは? わかりやすく解説

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瑞沢高校競技かるた部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:54 UTC 版)

ちはやふる」の記事における「瑞沢高校競技かるた部」の解説

綾瀬 千早(あやせ ちはや) 詳細は「#綾瀬 千早」を参照 真島 太一(ましま たいち詳細は「#真島 太一」を参照 大江 奏(おおえ かなで) 声 - 茅野愛衣 / 演 ‐ 上白石萌音 かるた部創立メンバー翠北かるた会所属D級B級選手会計11月3日生まれ1年6組2年5組3年私立文系2年進級後は指導にあたる。 実家は「呉服大江」という呉服屋で、和服こよなく愛している。当初和服着たいがために弓道部所属していたが、千早実家呉服屋カタログモデルになってもらうことと試合のときに袴を着用(夏の暑い日を除く)することを条件かるた部転部した千早をはじめチームメイトのほとんどからは「かなちゃん」と呼ばれている。常に敬語で話す。基本的な性格おっとりした正に大和撫子だが、意外に直情型。感動して泣いた激昂することもあり、3年時太一喪失によるショックから集中力欠いた千早激怒して部から叩き出した。また増長する田丸1年生部員に対してスパルタ式厳し態度で臨む。着物姿好奇視線向けたり、巨乳をからかう相手にはムクれる。 古典おたくで、百人一首や歌に関して造詣が深い和歌背景や意味を大事にしており、試合でも確認などにその意向強く表れている。また、彼女の和歌への思いは、千早にも影響与えている。ただし、古典対すうんちく止まらない時があり、勉に止められる事もある。 競技かるたにかける情熱千早負けておらず、1年生秋に挑んだ埼玉での大会で駒野との決勝戦制してD級優勝3年生時は高校選手権個人戦C級優勝B級昇格果たしたそれ以上3年生時は太一退部千早休部で部が瓦解する危機駒野西田花野と共に食い止め千早復帰までに部を完全に建て直した巨乳で、富士崎高校の江室凌雅によると「Hカップ」。そのため、対戦相手から「ボインちゃん」と呼ばれたこともある。また、名人戦クイーン戦の東日本予選出会った原田からは「おでこちゃん」と呼ばれた。まつげが三本しかないため、後輩花野マスカラ教えてほしいと頼んだことがある専任読手憧れ抱きいつの日か千早クイーン戦で詠みたいと思っているが、そのためにはまずはA級昇格を果たさねばならないなど道程険しい。 部内では、太一千早への想いいち早く気づき、ことある毎に太一背中押している。その一方で共に初心者から切磋琢磨してきた駒野密かに慕っていた。 三年生時の全国大会個人戦終了後西田駒野相次いで告白され駒野告白を「遅いよ、藻塩になっちゃうよ」と受け入れた古典文学好きなため文学部日本文学関係の学科への進学志望していたが、実家呉服店を継ぐことになるため高3の秋になってから経済学部経営学部の方がいいかもしれない卒業後の進路考えている。 受験控えているため千早クイーン戦には行かない予定だったが、母親説得により近江神宮行き、5戦目でガール務める。 西田 優征(にしだ ゆうせい) 声 - 奈良徹 / 演 ‐ 矢本悠馬 かるた部創立メンバー翠北かるた会所属B級→A級選手機器道具管理11月29日生まれ1年8組→2年9組→3年国立文系2年進級後は秋博の指導にあたり3年目退部した太一の後を継ぎ主将となる。部の運営について駒野大江任せ1年生部員次代エースとなる田丸翠の教育係として彼女の実力引き出アドバイスを送る。結果的に実戦脆さ見せる翠は選手権予選でも全国大会でも思うよう実力発揮できなかったが、将来に繋がる教訓刻み込み西田尊敬するうになる。 かるた歴は5歳のころからと部内で最も長く幼いころから磨かれた「流れ読み」が武器小学生のころは全国大会で新に次いで準優勝をとる実力者だったが、中学からはテニス部入部し競技かるたから離れていた。体は太っているが体育会系運動神経も高い。アニメ版では高校入学後一時期テニス部入部しているが、テニス部退部してかるた部入部した小学6年生のときに千早対戦したことがあり、それが縁でかるた部入部する小学生のとき、千早対戦に来ないと思い試合中肉まんを買いに行こうとしたことと、太め体型相まって千早からは「肉まんくん」と呼ばれている。そのせいで奏や勉からも便乗して呼ばれているが、本人はこのあだ名快く思っていない。しかし、千早名字呼ぼうとした際、調子が狂うので肉まんくんでいいことにした。部内で、自分のこと唯一西田」と呼んでくれる太一には心の内では感謝している。 太一ほど酷くないがやはり運がない2年生挑んだ高校選手権個人戦では二回戦で綿谷新対戦し敗退した名人戦予選でもほぼ毎回対戦相手には恵まれていない。 高校競技かるたではちはや、太一花野らとチームメイトだが、名人戦予選などが絡むと「白波会」とは因縁ライバル翠北かるた会所属選手駒野大江初心者のころに誘い入れる)。クイーン予選ではちはやより挑戦者有力候補であるチームメイト山本由美応援する恋愛について大江巡って駒野とは良きライバルだった。結果的に西田男らしい態度二人を結びつけた。退部後も太一のことを気に掛けており、将来笑って想い出振り返る関係でありたい願っている。 実の姉である優華璃がヒョロ見初め以来交際中。二人の仲が順調に進むと彼を「お義兄さん」と呼ぶことになる。名人戦予選ではそれを口にしてヒョロ動揺させて下した漫画アニメ実写映画3つともかるた部に入る流れ異なる。いずれにおいても高校入学後千早再会した際に肉まんくわえていた。 駒野 勉(こまの つとむ) 声 - 代永翼 / 演 ‐ 森永悠希 かるた部創設メンバー翠北かるた会所属D級B級選手書記対戦記録管理左利き2月16日生まれ1年2組2年1組3年国立理系1年時千早と同じクラスで、2年から3年太一と同じクラス瑞沢高校では太一に次ぐ好成績秀才当初は、万年2位であったが、後に成績下がって5位だったこともある。常にに噛り付いて勉強していたことから「くん」と呼ばれる登場当初性格自己中心的コンプレックス男子。だが、部員たちに打ち解ける従い控え目だが言うべきことはいうキッパリした性格見せるようになる理知的他人以上に自分厳し性分自宅薬局営んでいる。 自分才能勉強だけで居場所しかないと強い劣等感抱いていたが、千早強引な勧誘太一のかるたに向ける情熱惹かれ入部する入部当初予選勝てないことに悩んで試合投げだそうとするなど初心者ゆえの苦悩露骨にしていた。だが、その後チーム参謀格として部を支えるようになる。やがて実力も伴うようになり、1年生秋に出場した埼玉大会D級決勝大江対戦し準優勝C級昇格2年生時の高校選手権個人戦C級優勝B級昇格した3年生時の個人戦ではヒョロとの決勝戦惜敗B級準優勝2年生時の団体戦においてはデータ収集という裏方徹して1年生部員筑波実戦経験を積ませ、西田から競技者として諦めているかに思わせながら勝ち上がる選手復帰データ生かして団体戦優勝原動力となった決勝対戦相手からは「スパイくん」と呼ばれていた。 入部後は対戦記録管理という立場から、部員対戦時の傾向をはじめとした詳細なデータノート記録しており、自分のかるたに活かしつつ、部員的確なアドバイス送っている。千早一字決まり20あると気付いたのも彼である。3年生時は太一千早離脱という危機厳しい面を見せて後輩指導行った。 常にメガネをかけているせいで他人からはどんな目をしているのか視認できず、「寝ていても目が見えないから寝てるのか起きてるのかわからない」と言われている。登場人物の中では唯一優華璃だけが勉の裸眼見たことがある巻末オマケ漫画にて)。メガネをかけた登場人物の中で唯一目が描かれていない。 かなちゃんのことが好き。次の試験で、1位をとれたら、かなちゃんに告白しよう!」と思っており、3年時最初試験で1位となるが、結果的にそれが太一退部繋がった。さらにかるた部新入部員先輩部員とのあいだでおきたごたごたの処理で手一杯になってしまい、告白思いとどまった。しかし、33巻で西田がわざと道化役になったことで告白して受け入れられるかるた部入ったことで自分には無縁だ諦めていた充実した青春過ごせたことを他の誰よりも感謝している。 筑波 秋博(つくば あきひろ) 声 - 入野自由 / 演 ‐ 佐野勇斗M!LKかるた部部員千早たちの引退後部長になる。府中白波会所属D級B級選手二年生時の全国大会時点ですでにB級選手だが、B級選手になった経緯作中描かれてない)。千早1つ下の後輩1年10組→2年細目見開きつつ舌をペコちゃんのように出す癖があり、その顔が不気味だ恐れられている。3人の年子の弟の前では大見得をきる癖がある。時にオーダー勝手に書き換えてでも団体戦出場しようとし周囲窘められるが、弟に活躍するところを見せたいという思いからである。 北海道出身で、下の句かるた経験者上の句かるたに関して経験不足だが、取り下の句かるた鍛えられており、洗練されている。 もともと競技かるた経験者である(勝負には強い)という素質開花させ、初出場個人戦D級優勝2年生時は団体戦3位入賞貢献した花野 はなの すみれ) 声 - 潘めぐみ / 演 ‐ 優希美青 かるた部部員千早たちの引退後副部長になる。府中白波会所属D級C級選手(第33巻 - )。千早1つ下の後輩恋愛体質で、彼氏フラれ、良い男探しているときに太一に目をつけ、かるた部入部する。かるたの文章読んだだけで涙ぐむ反面太一気を引くために心にもないこと言い純情可憐乙女演じるなど、計算高さを併せ持つ。だが、感激屋でよく泣く素直な少女入部当初はかるたに興味がなく「隅っこ坊主めくりでいい」と言っていたが、先輩部員である大江取りなしや他の部員たちの熱意動かされ自身もかるたに真剣に取り組んでいくようになる太一の後を追って行った先で強引な原田捕まり府中白波会所属することになった同時期に入会した筑波弟たち相手実力磨いている。2年生時の大会では、選手としての出番少なく主に駒野サポート行い対戦相手情報収集行った駒野先輩リスペクトしている。 自身の恋が決し実らないことを悟っており、バレンタインデーにて太一告白し、「先輩好きな人好きっ言ってください」と伝えて失恋した恋愛音痴千早ロマンチストだが奥手大江比べ恋愛経験知識では二人先輩大きく勝っている。入部当時あまりにも色気恋愛っ気)がなく、本人徐々に色気失われていくのを感じていたが、先輩二人メイク指導行ったり、バレンタインチョコの製作指導行っている。ただし、太一に対して千早の「太一チョコレートはもらい慣れてるので塩辛とかが喜ばれるんじゃないかな」という言葉真に受けバレンタインデー塩辛送った高校から競技かるた始めた完全な初心者であったが、目当て入部した太一退部したあとも部に残ってかるたを続け二年生時のD級個人戦優勝しC級昇級する。また、後輩指導にも熱を入れている。さらに遅まきながら競技かるた関心示した真島麗子太一母親)と太一間に立っている。 普段はよくメールをしている。ちなみに初め会った千早から名前の「菫」を「韮(にら)」と呼び間違えられている。 クイーン戦に出場する千早から大盤係(ガール)を頼まれ田丸とともに引き受けた他校双子の弟である通っており、風呂上がりはそっくりだと母に評されている(巻末四コマより)。 原 実紅はら みくかるた部部員D級千早2つ下の後輩普段無口だが、喋りだしたら止まらずとのランチでは堰を切ったようおしゃべりに。本人自分のこと口下手だ思っている。 田丸とはタイプ合わない橋立 蒼太はしだて そうた) かるた部部員D級千早2つ下の後輩田丸のことをよく思っていない。面と向かって嫌味をいうことも。 波田 橙吾(なみだ とうご) かるた部部員初心者で、まだ百首覚えていない。千早2つ下の後輩天然パーマ平安貴族天パーどうやって向き合ってきたかを知りたくて入部した中学時代野球部キャッチャーだったが、肘を故障して辞めている。かるたの体力的な厳しさいち早く気付きジャージの下にはプロテクター着用するなど自分なりの対応をしている。 飲み物を買いに行かせると2リットル入りのものを買ってくるが、これも運動部としての体力維持法を取り入れているため。 1年生部員では実力で最も劣るが、もともとの素質生かして急成長しつつあるプロ野球チーム広島ガープ」の大ファン田丸 翠(たまる みどり) 声 - 水瀬いのり かるた部部員埼玉咲良会所属のA級選手中学最後にA級に昇級した千早2つ下の後輩で、一年生部員では一番の実力者。 かるた好きの家族の中で育ったため、知識情熱深く自身の名前は桜沢翠のファンであった両親からの想い込めて付けられた。兄もA級選手人間関係構築は苦手で教室かるた会では孤立しており、自分話の中心入らない気が済まない性格先輩相手でも挑発的な姿勢見せる。その実自分性格的欠点については自分でもわかっており、本番実力発揮出来ないことにも悩んでいる。 競技では「読み合わせるスタイルで、この点では千早上の取り見せる。こうした長所については西田評価された。 東京都大会1次予選ではポイントゲッターとなる。だが、その後二次予選も本戦でも精神的脆さ見せ十分に実力発揮出来なかった。だが西田指導によるアドバイス確実に成長し創設メンバー引退後次期エースとして期待されるクイーン予選では千早と同じA級選手のためライバルかるた部1年生の中では浮いた存在だったが、クイーン予選での奮闘感銘受けた他の1年生部員東日本表決勝戦千早との対戦の際に先輩千早ではなく田丸応援した宮内 妙子(みやうち たえこ) 声 - 藤田淑子(第1・2期)→鳳芳野第3期) / 演 ‐ 松田美由紀 瑞沢高校化学教師で、通称女帝」。国立理系で、体育会系1年2組千早と勉)の担任2年1組太一と勉)の担任テニス部バドミントン部化学部顧問だったが、後にかるた部顧問兼ねる。かるた部については当初遊び延長考えていたが、真剣にかるたに取り組む部員の姿を目の当たりにして考え改め積極的に協力するうになるスパルタ肌で厳し先生ではあるが、千早気にかけるだけでなく部員に襷を授けたかるた部部室守ろうとする優しい一面兼ね備えている。部室喪失危機に際して多少強引な方法太一目当て入部した仮入部員名簿提出)で条件付きながら部室継続使用認めさせた。 千早進路について成績不振もあってかなり心配していたが、太一退部動揺してスランプ陥った際に気持ち紛らわせるため勉強に熱を入れ始め、やがて将来進路教職員になり高校競技かるた顧問目指す決めた千早応援する理系体育会系でかるたとは縁がなく顧問1年やっても百人一首覚えられなかったが、本を読んで百人一首勉強した引率時に他の高校顧問先生積極的に話しかけるなど競技かるた興味示している。

※この「瑞沢高校競技かるた部」の解説は、「ちはやふる」の解説の一部です。
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