ミニコンピュータとは? わかりやすく解説

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ミニ・コンピュータ

【英】minicomputer

マイクロコンピュータパソコン)より大きくメインフレームより小さ中位容量コンピュータ。ミニコンピュータはマイクロコンピュータよりも大量データ処理することができ、メインフレームのほとんどどの機能を持つ。日本で言うオフィスコンピュータ通称オフコン)は米国ではミニコンピュータといわれる

ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 00:54 UTC 版)

ミニコンピュータ (mini computer) は、コンピュータの種類の一つである。「ミニコン」とも略称した。


注釈

  1. ^ 特にPDP-8
  2. ^ IBMの用語
  3. ^ シングルチップで構成されたCPU

出典

  1. ^ MACC-7-コンピュータ博物館”. 情報処理学会. コンピュータ博物館. 情報処理学会. 2021年8月16日閲覧。 “"日本のコンピュータ ミニコンピュータ"”


「ミニコンピュータ」の続きの解説一覧

ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 18:11 UTC 版)

紙テープ」の記事における「ミニコンピュータ」の解説

初期のミニコンピュータの多くは、既存大量生産されたASCIIテレタイプ端末低価格入出力装置として流用した例えば、毎秒10文字ASCII文字処理できるASR-33などである。ASR-33には紙テープ鑽孔装置紙テープ読取装置備わっていた。そのため、ミニコンピュータでは低価格記録媒体として紙テープがよく使われるようになった商用ソフトウェア紙テープ媒体として販売されることがよく見られた。高速光学読取装置もよく使われた。 バイナリデータ紙テープ転送する際には、紙テープ鑽孔装置や読取装置誤り率比較的高いことから、二重符号化技法採用することが多かった例えIntel HEX などの符号化方式で "01011010" というバイナリ値を "5A" という2文字変換し、各文字ASCII符号化して記録するフレームアドレスチェックサムなどの情報16進の値をASCII符号化する形で組み込み誤り検出使用するこのような符号化を施すと、効率は元のバイナリ35から40%となる(例えば、16バイトデータを1フレームとし、44文字ASCII文字で表すと36%の効率になる)。

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ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/18 13:24 UTC 版)

MELCOM」の記事における「ミニコンピュータ」の解説

MELCOM 70シリーズ1972年16ビットワード。モデル601978年以降32ビットワードとなっている。通称「M7(エム・ナナ)」、「M70(エム・ナナジュウ)」、「70(ナナジュウ)」など。OSモデルによりUOSUniversal Operating System)、BDOS(Batch Disk Operating System)、RTMSReal Time Operating System)という独自のもの搭載されている。 MELCOM 70 MXシリーズ1984年32ビットワード。通称MXエム・エックス)」。初期の頃は、OSはOS60という独自のリアルタイムOSであったその後、OS60にUNIX融合したOS60/UMXとなった最大8プロセッサマルチプロセッサ

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ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/18 14:17 UTC 版)

OKITAC」の記事における「ミニコンピュータ」の解説

沖ユニバックとの関係でなかなか開発思うに任せない沖電気は、ミニコンピュータに活路見出した1968年発表したOKITAC 4300は「1万ドルミニコン」と評判呼び後継機種1980年ごろまで続いた上位機種OKITAC 4500は1970年発表された。 1975年データ通信機能強化したOKITAC System 50シリーズ発表分散処理オンラインシステム指向したシステムである。オペレーティングシステムにはDOS(Disk Oriented System)やMOS(Memory Oriented System)があり、DOS上でタイムシェアリングシステム動作しMOSメモリだけで動作するリアルタイム指向OSとなっていた。1982年には仮想記憶サポートしたOKITAC System 50Vシリーズ発表16ビットCPUのまま24ビット仮想アドレス空間サポートするため、ややトリッキーアドレス指定方式になっているOKITAC 4300 シリーズ (1968年) 16ビットワード。メモリ磁気コアメモリ最大32Kワード最後後継機 4300a(1980年)はメモリ含めて完全LSI化したもの。 OKITAC 4500 シリーズ (1970年) 16ビットワード。メモリ最大65KワードOKITAC System 50シリーズ (1975年) 16ビットワード。汎用レジスタ8本。浮動小数点レジスタ2本。制御レジスタ8本。マイクロプログラム方式WCS装備。リロケーションレジスタを使ったアドレス拡張(セグメント方式類似しているが、論理アドレス一部プロセス間で共有する方式)。上位モデルでは完全なセグメント方式搭載OKITAC System 50Vシリーズ (1982年) 16ビットワード。拡張制御レジスタ8本を追加仮想アドレス24ビットメモリ最大4Mバイト。2プロセッサまで。 OKITAC 7300 OKITAC 8300 (1988年) 32ビットワード。INTEL I860 2006年現在では、ヒューレット・パッカードからのOEM製品(OKITAC 9000シリーズ)とサン・マイクロシステムズからのOEM製品(OKITAC Sシリーズ)にOKITACの名が使われ続けている。

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ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 13:36 UTC 版)

TOSBAC」の記事における「ミニコンピュータ」の解説

ここでは、ミニコンピュータと呼ばれる以前産業制御用のコンピュータ解説する1959年TOSBAC-2100設計流用したTOSBAC-8000リリースされた。これは関西電力黒部第四発電所納入され1975年まで使用された。1961年には初の本格的制御用コンピュータTOSBAC-3200がリリースされ北海道電力などに納入された。1963年リリースされTOSBAC-3300では割り込み機能強化されている。1964年リリースしたTOSBAC-7000はオンラインリアルタイム制御特化したシステムである。リロケータブルプログラミングが可能で、複数プログラムメモリ上に常駐可能とし、各種機器制御のためにビット操作命令強化している。また、24時間動作考慮してRAS(信頼性可用性保守性)を向上させる強化行われた1970年、ミニコンピュータと呼べ最初システムTOSBAC-40リリースされた。PDP-11意識した16ビットシステムである。そのCPUは後にLSI化されさらにはワンチップマイクロプロセッサとなった(T-88000)。1978年32ビット化したTOSBAC シリーズ7/70リリースされ同時にTOSBAC-40シリーズTOSBAC シリーズ7/40,10などに改称したTOSBAC-8000 (1959年) トランジスタ5000使用。 TOSBAC-3200 (1961年) (詳細不明) TOSBAC-3300 (1963年) 2進直列式。磁気コアメモリ24ビットワード。固定小数点式。割り込み機能強化され優先度設定個別マスクが可能となっている。 TOSBAC-7000 (1964年) 24ビットワード。PC相対番地によるプログラミングが可能。メモリ8Kワード単位モジュール構成とし、故障発生したときモジュール単位切り離して縮退運転(再起動は必要)できる。故障したモジュール動作中でも交換可能であったエラー検出きめ細か行い一時的な障害に対して自動的にシステム再開されるようにした。GE/PAC-4020相当で共に福島第一原子力発電所各プラント納入実績を持つ。 TOSBAC-40 (1970年) 16ビットワード。16本の汎用レジスタを持つ。マイクロプログラム方式(垂直型)。浮動小数点およびBCD演算ハード備える。 TOSBAC-10 8ビットワード。メモリー空間14ビット16キロバイト)。乗算除算命令存在しないメモリへの書き込み読み出し共に1μsec16ビット幅の Program Status Word (PSW)を持ち、その PSW1ビット幅のキャリー英語版)・ビット1ビット幅のマスタ・インタラプト・イネーブル・ビット、14ビット幅のロケーション・カウンタからなる。ロケーション・カウンタは、実行する命令アドレス指し示すディスプレイ表示としては、32字x16行、ASCII 64種。 TOSBAC シリーズ7/70 (1978年) TOSBAC-40アーキテクチャ32ビット拡張したものでアドレス空間バスなど全て32ビット化している。メモリインターリーブキャッシュメモリ命令プリフェッチなどの機能導入最大8プロセッサ。2レベルマイクロプログラム方式採用しマイクロコード書き換え可能(Writable Control Store)。

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ミニコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 00:32 UTC 版)

NEAC」の記事における「ミニコンピュータ」の解説

日本電気のミニコンピュータの登場遅く1967年3月NEAC-3100最初機種である。当初産業システムサブグループの産業オートメーション事業部取り扱っていたが、1975年にミニコンピュータ事業部発足しそちらに移管された。1977年事業部情報処理サブグループ移管され、ハードウェア開発・製造コンピュータ事業部が担当することになった1982年32ビットMSシリーズ以ってNEAC」の名称が取れる。その後パソコン性能向上したことやEWS普及加速したことにより、1988年発売されたMS4150, MS4170, MS4170Lを以ってミニコンピュータの開発終了したNEAC-3100 (1967年) 多目的科学技術計算コンピュータ1962年発売されトランジスタ小型コンピュータ「NEAC-2101」のアーキテクチャ継承しIC化した機種NEAC-3200 (1969年) ハネウェルのH516を国産化した機種16ビットワード。日本アビオニクス株式会社製造担当後継機種モデル30, 50, 70存在NEAC-M4 (1969年) バリアンのミニコンピュータを国産化した機種。8ビットワードの卓上型。ただしアキュムレータ32ビット後継機種として1972年にM4/n、1975年にM4/fが発売された。 NEAC MS10, MS30, MS50 (1978年) 16ビットワード。メモリ最大1MワードOSには新規開発のNCOSを採用した以後通信制御、負荷分散処理、産業制御などの用途視野開発進めていった。 NEAC MS70 (1980年) 32ビットプロセッサ搭載し32ビットワードを採用したNEC MS8, MS120, MS140, MS190 (1982年) MS8はMS30、MS120, MS140はMS50の後継機種メモリ最大16MB。 NEC MS8/3, MS135, MS175 (1984年) それぞれMS8, MS140, MS190の後継機種NEC MS4100, MS4120 (1986年) 32ビット1チッププロセッサを採用価格性能比をMS135の3倍に向上させ、体積6分の1に小型化した。OSにはUNIX System V採用したNEC MS4150, MS4170, MS4170L (1988年) MS4100, MS4120の上機種ISDNへの直接接続が可能。

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