バージャー病
別名:ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血管炎
英語:Berger's disease
動脈が炎症を起こし虚血症状を来たす希少疾患。四肢に血液が十分に行き渡らず、手足のしびれ、疼痛、壊疽などの症状を及ぼす。原因としては喫煙や受動喫煙が関係しているとされるが、原因は特定されていない。
アンジェスMGが開発した、肝細胞増殖因子(HGF)を利用する遺伝子治療薬「コラテジェン」は、バージャー病患者を対象として国内で実施された第III相臨床試験で良好な成績を得、2008年に遺伝子治療薬としては日本国内初となる厚生労働省への申請を行っている。
関連サイト:
ビュルガー病(バージャー病) - 難病情報センター
「コラテジェン」国内第III相臨床試験成績の医学雑誌掲載について - アンジェス MG
ビュルガー‐びょう〔‐ビヤウ〕【ビュルガー病】
読み方:びゅるがーびょう
閉塞性血栓性血管炎
(ビュルガー病 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/30 08:07 UTC 版)
閉塞性血栓性血管炎(へいそくせいけっせんせいけっかんえん、ラテン語Thromboangiitis Obliterans: TAO)は、末梢動脈に閉塞性の内膜炎を起こし、末梢部に潰瘍や壊疽を引き起こす病気。フェリックス・フォン・ヴィニヴァルターによって報告された。日本においては、14番目の特定疾患治療研究対象疾患(難病)に定められており、国からの治療費等の補助が受けられる。
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- ^ a b 閉塞性血栓性血管炎 国立循環器病研究センター
- ^ a b 閉塞性血栓血管炎 メルクマニュアル18版
- ^ a b 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン 日本循環器学会 (PDF)
- ^ 閉塞性血栓性血管炎(バージャー病)に対するカテーテルによる新治療 国立循環器病研究センター
- ^ バージャー病を超音波で治す 対象患者を選ばず副作用も少ない 日経メディカル 2015/10/21
- 1 閉塞性血栓性血管炎とは
- 2 閉塞性血栓性血管炎の概要
ビュルガー病と同じ種類の言葉
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