徐脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 05:08 UTC 版)
徐脈(じょみゃく)は不整脈の一種で、洞性徐脈、徐脈性不整脈とも言われる。成人の安静時心拍数は一般に毎分60〜75回(bpm)であるが、50回(bpm)未満を徐脈と定義する。徐脈は脳に必要な血液を送ることができなくなるため、めまい、失神、ふらつきなどを生じせしめたり、ときに理解力や記憶の低下が見られ認知症に似た症状が出る場合などがあり、こうしたケースでは適切な治療が必要となる。マラソン選手などのスポーツ心臓でも心室内腔の拡大による洞性徐脈がみられるが、この場合は通常治療の必要はない。
- ^ “実習で出合うワカラナイ言葉早引きガイド”. メヂカルフレンド社. 2022年12月2日閲覧。
徐脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 01:20 UTC 版)
詳細は「徐脈」を参照 スポーツ選手の安静時心拍数が少ない傾向については「スポーツ心臓」を参照 徐脈で疑う鑑別疾患は様々である。スポーツ心、徐脈性不整脈群、甲状腺機能低下、低体温、房室ブロック、脳圧亢進、黄疸、アダムス・ストークス症候群等々ありうるが、1分間に60回を割ったからといって直ちに病的というわけでもなく慎重な判断が必要である。持久力の鍛えられたスポーツ選手は安静時心拍数が少ない傾向にあり、1分間に30〜40回という人もいる。Uth–Sørensen–Overgaard–Pedersen 推定によると、安静時心拍数と最大酸素摂取量は反比例の関係にある。
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徐脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 03:27 UTC 版)
T1~5の交感神経心臓枝のブロックや血圧低下に反応した心臓の圧受容器の反射によるものと考えられている。血圧が維持できないような徐脈や進行性を認めない限り、硫酸アトロピンは不要と考えられている。
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