総肺静脈還流異常症とは? わかりやすく解説

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総肺静脈還流異常症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 05:15 UTC 版)

総肺静脈還流異常症(そうはいじょうみゃくかんりゅういじょうしよう、英語: total anomalous pulmonary venous return/connection/drainage, TAPVR / TAPVC / TAPVD)は、先天性心疾患の一つ。4本ある肺静脈のすべてが、本来なら左心房に還流すべきところを、右心房大静脈に還流するというもので、新生児期よりチアノーゼを呈し、危急的治療が必要となることが多い[1]。また、4本ある肺静脈の一部に還流部位の異常がある場合、これを部分肺静脈還流異常症(PAPVR)と称する[2]




  1. ^ a b c d e f g 先崎秀明「総肺静脈還流異常症」『今日の小児治療指針 第14版』医学書院、2006年。ISBN 978-4-260-00090-1
  2. ^ a b c d e f g h i 中澤誠「9. その他の重要な先天性心疾患」『新臨床内科学 第9版』医学書院、2009年。ISBN 978-4-260-00305-6
  3. ^ a b c d 中澤誠「先天性心疾患」『vol.2 循環器』メディックメディア〈病気がみえる〉、2008年、142-187頁。ISBN 978-4-89632-213-2


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