静脈瘤とは? わかりやすく解説

じょうみゃく‐りゅう〔ジヤウミヤクリウ〕【静脈×瘤】

読み方:じょうみゃくりゅう

静脈一部の壁が異常に拡張し膨れあがっているもの。下肢現れるものや、肝硬変の際に食道壁に生ずるものなどがある。


静脈瘤

足の静脈は、皮膚表面に近い「表在静脈」と筋肉内の深部静脈」からなっています。何らかの原因で、静脈の弁のはたらき悪くなると、皮膚表面から深部へ向かう血行逆になって、血液表面集まってしまいます。そのために血管伸びて広がり蛇行してこぶのようになったもの、これが静脈瘤です。


静脈瘤 (じょうみゃくりゅう)

血液静脈内たまって血管ふくらみ、こぶのようになってしまうこと。妊娠中はホルモン影響大きくなった子宮静脈圧迫され、できやすくなりますふくらはぎ外陰部のほか、肛門周辺もできやすい部位(痔も静脈瘤の一種です)。足を高くして休憩をとる、立ち仕事続けないなど、予防対策も大切です。

静脈瘤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 16:01 UTC 版)

静脈瘤(じょうみゃくりゅう、: varicose vein)とは、静脈の壁の一部が何らかの要因で薄くなり、その血管が膨らむことで発病する循環器病。同様の疾患が動脈に発生した場合は動脈瘤と呼ばれる。


  1. ^ a b 下肢静脈瘤 | 血管外科 | 心臓血管外科部門 | 診療科・部門のご案内 | 国立循環器病研究センター病院”. www.ncvc.go.jp. 2018年12月7日閲覧。
  2. ^ Mebio 19:8,2002
  3. ^ 日消誌 88: 1459, 1991


「静脈瘤」の続きの解説一覧

静脈瘤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 08:56 UTC 版)

カテーテルアブレーション」の記事における「静脈瘤」の解説

高周波焼却療法は、静脈瘤の治療使用される侵襲手術である。これは、従来ストリッピング手術代わるのである超音波誘導下で、アブレーション治療用カテーテル異常な静脈挿入され血管無線エネルギー治療されその結果関与する静脈閉鎖される高周波アブレーションは、大伏在静脈小伏静脈、および貫通静脈治療使用される後者は、表在静脈から深部静脈血液輸送する静脈接続している。その後通常、静脈瘤は、外来性静脈切除術、硬化療法泡沫硬化療法など、他の低侵襲手術治療される。現在、VNUS ClosureRFSスタイレットは、貫通静脈静脈内アブレーションのためにFDAによって明確に承認され唯一のデバイスである。 高周波適用前に静脈全体沿って注入され大量500 cc)の希釈リドカイン0.1%)腫脹麻酔ヒートシンク提供するため、処置中の皮膚火傷可能性は非常に小さいことを指摘しておく必要があるデバイス生成する熱を吸収する初期の研究では、合併症発生率低く成功率が高いことが示されている。

※この「静脈瘤」の解説は、「カテーテルアブレーション」の解説の一部です。
「静脈瘤」を含む「カテーテルアブレーション」の記事については、「カテーテルアブレーション」の概要を参照ください。

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