心不全とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 疾患 > 不全 > 心不全の意味・解説 

心不全


しん‐ふぜん【心不全】


心不全


心不全【しんふぜん】

心臓のポンプ機能障害により、体内細胞組織代謝見合う十分な血液供給できなかったり、血液全身から心臓戻れなかったりする状態をいいます。その重症度によって症状もさまざまですが、初期には息苦しさ動悸、だるさなどの症状あります

心不全―心不全を「心気病」と弁証する

作者

収載図書老中医の診察室中医臨床小説
出版社東洋学術出版社
刊行年月1999.7


心不全

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 09:05 UTC 版)

心不全(しんふぜん、: heart failure)は、何らかの原因によって引き起こされ、心臓の機能低下から起きる全身のさまざまな不調状態であり[1]、具体的には心臓のポンプ機能が徐々に低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなっている心機能不全状態または心機能喪失状態である。マスメディア報道における誤用で誤解されやすいが、心不全は病気名称(病名)ではなく、病態(容態)である。かつては、医師も「死亡した原因不明な時」に書いてきたが、心臓の機能喪失は即ち死亡を意味するため、「心停止に至った原因となる疾患名」を書くこととなっている死亡診断書死因欄に記載することは原則禁止になっている。慢性心不全の場合は息切れやむくみといった自覚症状から始まり、どんどん悪化していくために放置で増悪を繰り返すたびに心機能が低下し、命の危険も増していき、最終的に死亡に繋がる[2][3][4][5]。心機能不全状態となる原因には様々あり、心筋梗塞心筋弁膜症心筋炎など心臓の病、心臓を取り巻く環境(高血圧貧血破傷風菌など感染症罹患やその生体反応による敗血症等)の悪化から心臓に負担がかかっているために起きる心不全もある[6][7][8]急性心不全の場合は、短時間で激しい呼吸困難になるため、重症の場合はそのまま死に至る[信頼性の低い医学の情報源?][4]




「心不全」の続きの解説一覧

心不全

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:24 UTC 版)

心筋梗塞」の記事における「心不全」の解説

頻度は低いが、心不全は発症する死亡率が高い。Swan-Ganzカテーテル心機能を評価する Forrester分類応じ対症的治療する

※この「心不全」の解説は、「心筋梗塞」の解説の一部です。
「心不全」を含む「心筋梗塞」の記事については、「心筋梗塞」の概要を参照ください。


心不全(Heart failure)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 02:07 UTC 版)

ロシグリタゾン」の記事における「心不全(Heart failure)」の解説

承認以前より知られていた副作用一つは、体液貯留である。加えてロシグリタゾンインスリン併用する鬱血性心不全をきたすことが知られていた。欧州では、心不全患者への使用ならびにインスリンとの併用禁忌とされていた。 2010以後全ての臨床試験メタアナリシス結果ロシグリタゾンの心不全リスク高くインスリン療法の上乗せリスクが2倍になることが確認された。患者日常生活追った2つコホート研究でも、ピオグリタゾン比べて心不全リスクが高いことが示された。ロシグリタゾン群ではピオグリタゾン群よりも10万辺り649件多くの心不全が認められた。

※この「心不全(Heart failure)」の解説は、「ロシグリタゾン」の解説の一部です。
「心不全(Heart failure)」を含む「ロシグリタゾン」の記事については、「ロシグリタゾン」の概要を参照ください。


心不全

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:22 UTC 版)

ショック」の記事における「心不全」の解説

心タンポナーデ心筋梗塞等で心臓から送り出される血液量が低下しているために、十分な血流保てショック陥る原因鬱血性心不全である場合利尿剤投与するジギタリス等の強心剤心機低下一時的に改善できる可能性があるが、長期予後はむしろ悪い。なお、利尿剤により循環血液量減少生じると循環血液量減少性ショックに至る可能性もある。

※この「心不全」の解説は、「ショック」の解説の一部です。
「心不全」を含む「ショック」の記事については、「ショック」の概要を参照ください。


心不全

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 23:57 UTC 版)

エプレレノン」の記事における「心不全」の解説

エプレレノン急性心筋梗塞後3〜14日の心不全および左心室不全患者死亡リスク低下に他と共に用いられる。他系統鉱質コルチコイド受容体拮抗薬共通するカリウムおよびマグネシウム枯渇解消すべく、スピロラクトン(英語版構造導入された。スピロノラクトン代替薬としては最も高価である。NYHA(英語版分類I〜IV患者6,632名を対象エプレレノン投与したEPHESUS臨床試験NYHA分類III患者1,663名にスピロノラクトン投与したRALES臨床試験比較した結果エプレレノンの方がプロゲステロンアンドロゲン糖質コルチコイド作用弱く効果の持続時間スピロノラクトンの方が長いことが判明した

※この「心不全」の解説は、「エプレレノン」の解説の一部です。
「心不全」を含む「エプレレノン」の記事については、「エプレレノン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「心不全」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「心不全」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



心不全と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「心不全」の関連用語

心不全のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



心不全のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
QUPiOQUPiO
Copyright © 2024 Healthcare Committee, Inc. all rights reserved
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの心不全 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの心筋梗塞 (改訂履歴)、ロシグリタゾン (改訂履歴)、ショック (改訂履歴)、エプレレノン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS