敗血症とは?

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はいけつしょう ―しやう 4 0 【敗血症】

化膿(かのう)した傷・できものなどの原発巣から細菌繰り返し血管入り循環して、重篤全身症状起こす病気


血液用語辞典

e-血液.come-血液.com

敗血症 ( septisemia(sepsis) )

細菌感染症かかったあと、体内一部にその菌による病巣ができ、その病巣から血液中にたえまなく菌が出ている病態のこと。放置したままだと、高熱がでたり、呼吸困難意識障害などが生じて、急速に全身状態が悪化します。このため、生命に危険がおよぶこともあるため一刻早い治療が必要です。


エイズ関連用語集

中四国エイズセンター中四国エイズセンター

敗血症

Septis, septicemia

【概要】 病原菌血液の中をめぐることにより起こる重症な状態。つまり敗血症は菌血症に含まれる。菌が出す毒素(=エンドトキシン)のため、多臓器一度にやられて、しばしば死亡原因となる。診断は血液培養による。

《参照》 菌血症血液培養エンドトキシン



PDQ®がん用語辞書

がん情報サイトがん情報サイト

敗血症

【仮名】はいけつしょう
原文sepsis

血液組織内に細菌細菌毒素存在すること。

敗血症

【仮名】はいけつしょう
原文septicemia

血流中に細菌やその毒素が拡がることにより生じる疾患。「blood poisoning血液中毒)」、「toxemia毒血症)」とも呼ばれる


馬の用語事典

JRA競走馬総合研究所JRA競走馬総合研究所

敗血症

読み方はいけつしょう
【英】:sepsis

病原菌やその毒素体内循環する血液中に増加して起こる全身的な病態を指す。どんな馬でも発症する可能性はあるが、新生子馬は成馬に比べ免疫機構が十分発達ていないため、この病気発症可能性が高い。新生子馬の敗血症の死亡率75%ともいわれ、グラム陰性菌病原菌主体である。新生子馬では臍帯消化管呼吸器への感染が敗血症のもととなる。成馬の敗血症は新生子に比べ少なく、サルモネラ菌による敗血症が多い。下痢発熱腹痛、元気消失臨床症状としてあげられる。また成馬では腸捻転ひきつづき腸管内の体内毒素が血中に吸収されて敗血症や毒血症起こすことがある。 


微生物の用語解説

微生物管理機構微生物管理機構

敗血症 [Septic(a)emia,Sepsis]

 細菌による感染症一つで、皮膚粘膜の傷あるいは種々臓器病巣から、細菌リンパ系を介して血液中に入り全身に広がって新し転移性の感染巣をつくる重篤症状をいう。敗血症をおこす病原菌にはブドウ球菌連鎖球菌などのグラム陽性菌大腸菌緑膿菌肺炎桿菌プロテウスなどのグラム陰性菌がある。魚類のせっそう病菌ビブリオ病菌、鰭(ひれ)赤病菌、パラコロ病菌赤点病菌その他のシュードモナス症菌なども敗血症性の病原菌である。
近年多剤耐性グラム陰性菌多く出現して、敗血症性感染症増加する傾向にある。敗血症では細菌内毒素作用によって血行に異常をおこし、ショック状態になることもある。また、血管凝固出血血尿などがみられ、臓器には種々重度症状がでて死亡することもある。


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

敗血症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/12/22 19:25 UTC 版)

敗血症(はいけつしょう、Sepsis)は、細菌によって引き起こされたSIRS(systemic inflammatory response syndrome、全身性炎症反応症候群)である。細菌感染症の全身に波及したもので非常に重篤な状態であり、無治療ではショックDIC多臓器不全などから早晩死に至る。もともとの体力低下を背景としていることが多く、治療成績も決して良好ではない。

傷口などから細菌が血液中に侵入しただけの状態は菌血症と呼ばれ区別される。 逆に敗血症であっても定義上、血液中から菌が検出される必要はなく、あくまでSIRSつまり高サイトカイン血症の状態にある。

目次

症候

悪寒、全身の炎症を反映して著しい発熱倦怠感、認識力の低下、血圧低下が出現する。進行すれば錯乱などの意識障害を来たす。DICを合併すると血栓が生じるために多臓器が障害(多臓器不全)され、また血小板が消費されて出血傾向となる。起炎菌が大腸菌などのグラム陰性菌であると、菌の産生した内毒素(エンドトキシン)によってエンドトキシンショックが引き起こされる。また代謝性アシドーシス呼吸性アルカローシスの混合性酸塩基平衡異常をきたす。敗血症性ショック症状を起こすと患者の25%は死亡する。[1]

原因

肺炎腹膜炎をはじめとした重症細菌感染症の進行した場合にみられる。また、悪性腫瘍化学療法によって免疫力が低下した場合に合併することがある。この場合は、主な感染源はセラチア菌などの腸内細菌であるといわれる。[2]

治療

急激に腎不全呼吸不全心不全などを合併する恐れがあり、ICU等において全身状態の集中的な管理が必要。

抗生剤

感染に対して有効な抗生物質を投与する。旧来よりΒラクタム系抗生物質とアミノグリコシド系抗生物質の併剤療法が主流。

ショック

ショックに対しては輸液で循環血液量を確保。

SIRS

抗サイトカイン療法として、CHDFやプラズマフェレーシスによって内毒素の除去を行う。

DIC

DICに順ずる治療を行う。

  • 蛋白分解酵素阻害剤(フサン)
  • 低分子ヘパリン(フラグミン)

関連項目

脚注

  1. ^ 敗血症性ショックメルクマニュアル家庭版
  2. ^ セラチア菌愛知県衛生研究所






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