りんしょう‐しけん〔リンシヤウ‐〕【臨床試験】
治験・臨床試験(チケン・リンショウシケン)
臨床試験
臨床試験(りんしょうしけん)
新しい治療方法の安全性や有効性は確立していないので、臨床試験に参加した患者に必ずしも利益があるとは限りません。ですから、臨床試験に参加するためには、試験内容に関する十分な説明の上での同意を得ること(インフォームド・コンセント)が絶対に必要です。 現在使われている薬や治療法も、これまでの患者の協力によって、 臨床試験を積み上げて得られた結果です。医学の進歩には、不可欠です。
治験
(臨床試験 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 02:11 UTC 版)
治験(ちけん)とは、臨床試験(英: Clinical trial)のうち未承認や適応外の医薬品もしくは医療機器の製造販売[注 1]に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる試験である[1][2]。臨床試験は、ヒトを対象とした医学系研究(臨床研究)のうち、医薬品や治療などにより人体に変化を伴う研究(介入研究)を行うものを指す[3][4]。治験以外の臨床試験は、医薬品や医療機器、外科的手技などの治療を試験的に行い、有効性や安全性を調べることを目的とする[4][5]。ヒトを対象にする前に細胞や実験動物を用いた非臨床試験で検討し、有効性が期待でき、安全性にも問題がないと考えられた場合に行われる[6]。
- 1 治験とは
- 2 治験の概要
「臨床試験」の例文・使い方・用例・文例
- その薬は臨床試験において薬効を示した。
- 臨床試験中です。
- 治験薬 《臨床試験中の薬》.
- 新薬または侵入性医療装置の安全性を見極める数人の人々での臨床試験
- フェーズIより多くの人々の関わった臨床試験
- フェーズIとフェーズIIで許容副作用を伴い効果的であることが示される治療あるいは薬品の大規模な臨床試験
- 米国の婦人科医、敬虔なカトリック教徒で、作品が経口避妊薬の初の臨床試験を行った(1890年−1984年)
- 新薬の開発で,動物実験を終えて人間に対する臨床試験に移った段階の薬
- 臨床試験で,患者は手術後にほとんど痛みを感じなかった。
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