奇形腫

生物学用語辞典

奇形腫

同義/類義語：テラトーマ, テラトカルシノーマ
英訳・(英)同義/類義語：teratoma

異常な組織構造を含む腫瘍。奇形腫を構成する細胞、奇形腫から樹立された細胞株。

「生物学用語辞典」の他の用語

病名疾患名治療など：

壊疽  壊血病  多発性硬化症  奇形腫  後天性免疫不全症候群  心不全  心筋梗塞

PDQ®がん用語辞書

奇形腫

【仮名】きけいしゅ
【原文】teratoma

胚細胞腫瘍の一種で、毛髪や筋肉、骨などびいくつかの異なる組織を含むもの。奇形腫は女性の卵巣、男性の精巣、小児の尾骨に最も多くみられる。奇形腫は必ずしも悪性というわけではない。

催奇形性所見用語集

奇形腫

【英】Teratoma
読み方：きけいしゅ

三胚葉性成分が混在している混合腫瘍。

ウィキペディア

奇形腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2013/04/16 02:05 UTC 版)

奇形腫（きけいしゅ、teratoma）とは2胚葉性あるいは3胚葉性成分を有する、すなわち最も高分化な胚細胞性腫瘍。良性の「成熟奇形腫」と、やや悪性傾向を有する「未熟奇形腫」がある。主として性腺に生ずるが、発生の過程で卵黄嚢から性腺に移動する途中で迷入した胚細胞に由来するものが、体の各部（ほとんどは正中面上）に生ずることがある。

ウィキペディア小見出し辞書

奇形腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/31 16:01 UTC 版)

「精巣腫瘍」の記事における「奇形腫」の解説

良性と悪性がある。