大動脈解離とは? わかりやすく解説

大動脈解離

読み方:だいどうみゃくかいり

大動脈壁の層(内膜、中膜、外膜)のうち内膜欠損生じ内膜と中膜の間に血流侵入血管の層が剥がれるようにして裂かれる疾患血管の管(腔)が二重生じ格好になり、動脈流れ沿って進行していく。

大動脈解離が起きると激し痛み襲われるとされる合併症起きやすく、適切な処置講じなければ死に至る可能性が高い。大動脈解離の生じた位置心臓近ければ近いほど危険はいっそう高まる。治療法としては解離生じた部分人工血管換える処置とられる

大動脈解離は加齢による血管組織劣化高血圧などの要因によって起こりやすくなるとされる

だいどうみゃく‐かいり【大動脈解離】

読み方:だいどうみゃくかいり

3層構造になっている大動脈壁の内膜亀裂から中膜に血液流入することにより、中膜が2層解離し、本来の血管内腔とは別に新し血流路(偽腔)ができた状態。壁が薄くなるため、こぶ状に隆起し破裂起こしやすくなる動脈硬化高血圧により起こる場合が多い。解離性大動脈瘤


大動脈解離

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 04:25 UTC 版)

大動脈解離(だいどうみゃくかいり、: aortic dissection)とは、3層構造を作っている大動脈のうち、何らかのきっかけで真ん中の層の膜(中膜)に血流が入り込み、層構造が別々に剥がれていく(解離してしまう)疾患




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