ばく

デジタル大辞泉

ば・く【化く】

読み方：ばく

［動カ下二］「ば（化）ける」の文語形。

ばく【博】

読み方：ばく

⇒はく

ばく【^×寞】

読み方：ばく

［音］バク（漢）　マク（呉）

ひっそりしている。さびしい。「寞寞／索寞・寂寞(せきばく・じゃくまく)」

ばく【幕】

読み方：ばく

⇒まく

ばく【暴】

読み方：ばく

⇒ぼう

ばく【^×曝】

読み方：ばく

［人名用漢字］　［音］バク（慣）　［訓］さらす

１ 日光に当てて水分を発散させる。「曝書・曝涼」

２ むき出しにする。むき出しになる。さらされる。「曝露／被曝」

ばく【漠】

読み方：ばく

［常用漢字］　［音］バク（漢）

１ 広い砂原。「砂漠」

２ 何もなくて、どこまでも広い。「漠漠／空漠・広漠・渺漠(びょうばく)・茫漠(ぼうばく)」

３ とりとめがない。「漠然」

［名のり］とお・ひろ

ばく【漠】

読み方：ばく

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ はてしなく広々としているさま。「—たる荒野」

２ とりとめがなくはっきりしないさま。「—とした不安」

ばく【^×瀑】

読み方：ばく

［音］バク（慣）

川の水が高い所から落ちて飛び散る所。滝。「瀑声・瀑布／飛瀑」

ばく【爆】

読み方：ばく

［常用漢字］　［音］バク（慣）　［訓］はじける　はぜる

１ 大きな音を出して四方に飛び散る。はじける。はぜる。「爆撃・爆弾・爆竹・爆破・爆発・爆裂／起爆・自爆・誘爆」

２ はじけるように激しいさま。「爆笑」

３ 「爆弾」「爆撃」の略。「空爆・原爆・水爆・被爆・猛爆」

ばく【爆】

読み方：ばく

［接頭］名詞の上などに付いて、俗に、程度がはなはだしいことを表す。「—安」「—盛り」

ばく【^×獏／^×貘】

読み方：ばく

１ 奇蹄(きてい)目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水に入って敵から逃がれる。マレーバク・アメリカバクなど4種がある。

２ 中国の想像上の動物。形はクマに、鼻は象に、目はサイに、脚はトラに、尾は牛に似て、人の悪夢を食うといわれ、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。

マレーバク

ばく【縛】

読み方：ばく

［常用漢字］　［音］バク（呉）　［訓］しばる　いましめる

なわでしばる。自由を奪う。「緊縛・繋縛(けばく・けいばく)・呪縛(じゅばく)・就縛・束縛・捕縛・自縄自縛」

ばく【縛】

読み方：ばく

１ しばること。また、しばられること。「—を解く」

２ 仏語。人間を束縛するもの。煩悩のこと。

ばく【^×莫】

読み方：ばく

［人名用漢字］　［音］バク（漢）　マク（呉）　［訓］ない　なかれ

１ 否定を表す語。ない。「莫逆・莫大」

２ むなしい。「索莫・寂莫(せきばく・じゃくまく)・落莫」

［名のり］さた・さだむ・とお・とし・なか

［難読］遮莫(さもあらばあれ・さばれ)・莫迦(ばか)・莫大小(メリヤス)・莫臥児(モール)・莫斯科(モスクワ)

ばく【^×駁】

読み方：ばく

［音］バク（慣）　ハク（漢）　［訓］ぶち

〈バク〉

１ 不純なものが入り交じる。「駁雑」

２ 他人の説に反対する。反論する。「駁撃・駁論／反駁・弁駁・論駁」

〈ハク〉入り交じる。「雑駁(ざっぱく)」

[補説] 原義は、いろいろな毛色の交じったまだら馬。

ばく【^×驀】

読み方：ばく

［音］バク（漢）

まっしぐらに突き進む。「驀進・驀地(ばくち)」

［難読］驀地(まっしぐら)

ばく【麦〔麥〕】

読み方：ばく

［音］バク（漢）　［訓］むぎ

［学習漢字］2年

〈バク〉五穀の一。ムギ。「麦芽・麦稈(ばっかん)・麦秋／燕麦(えんばく)・菽麦(しゅくばく)・精麦・米麦」

〈むぎ〉「麦茶・麦畑／大麦・小麦・裸麦・丸麦」

［難読］蕎麦(そば)・瞿麦(なでしこ)・麦酒(ビール)・麦稈(むぎわら)

世界宗教用語大事典

ばく 【獏】

東南アジアや中南米に実際に獏という奇蹄類の動物は実在するが、中国には想像上の動物としての獏があり、毛は白黒の斑で、形は熊、鼻は象、目は犀、尾は牛、脚は虎のようだとされ、人間の悪夢を食ってくれるとの俗信があり、また、その皮を敷いて寝ると邪気が避けられるとする。日本では新年初夢のために獏の画を枕の下に置くとよいとする。

ばく 【縛】

仏教用語。梵語バンダナ（bandhana）の漢訳で、煩悩の異名。→ 煩悩

短編小説作品名辞典

ばく

作者夢枕獏

収載図書新潮現代童話館 2
出版社新潮社
刊行年月1992.1
シリーズ名新潮文庫

収載図書猫弾きのオルオラネ 完全版
出版社早川書房
刊行年月1996.4
シリーズ名ハヤカワ文庫JA

隠語大辞典

ばく

1. １　旅人宿の下女をいふ。相撲国小田原の方言。２　捕縛のこと。ほばくの略。盗賊の用ふる隠語。
2. ⑴【麦】〔犯〕麦飯のこと。⑵【博】〔犯〕博奕のこと。
3. 賭博のこと。又は逮捕されること。

分類 犯罪者、盗賊

ばく

1. 旅人宿の下女。〔小田原方面の方言〕

分類 小田原方面の方言

博

読み方：ばく

1. 同上（※「はち」参照）。〔第三類　犯罪行為〕
2. 賭博。博徒を云ふ。
3. 賭博。萩、佐原。
4. 賭博。〔一般犯罪〕
5. 賭博。〔掏摸〕

分類 掏摸、犯罪

縛

読み方：ばく

1. 捕縛。〔第四類　言語動作〕
2. 捕縛。同語の略。

麦

読み方：ばく

1. 麦酒－麦飯。〔第六類　器具食物〕
2. 麦飯を云ふ。

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場工

姓	読み方
場工	ばく

朴

姓	読み方
朴	ばく

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ばく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/03 20:38 UTC 版)

「ねこようかい」の記事における「ばく」の解説

鼻（のような部分）を伸ばして夢を引き寄せて食べる。食べ過ぎた朝はお腹が膨らんでいるらしい。体の模様はシャムネコに似ている。夢を食べられるとその夢がどんなものだったか思い出せなくなる。飼い主は若い女性。

漢字辞典

獏

獏	画数：13 音読み：バク、 ミャク 訓読み：ばく ピンイン：mo4 ハングル：모、 맥 対応する英語：tapir

貘

貘	画数：17 音読み：バク、 ミャク 訓読み：ばく ピンイン：mo4 ハングル：맥 対応する英語：tapir

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「ばく」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はばく大な財産をためこんだ
• ばく大な時間
• 彼は余命いくばくもないそうだ
• ばく大な量の仕事
• 彼はばく大な借金からようやく解放された
• 彼はばく大な財産の相続人だ
• その男はばく大な財産を残した
• ばく大な損害
• 彼は父親からばく大な財産を相続した
• 彼は相続によってばく大な財産を手にした
• まだばく大な借金がある
• 彼はターナーの絵にばく大な金額を払った
• ばく大な富
• シェークスピアについてのばく然とした知識
• そのときは私の計画はばく然としたものだった
• 彼は妻にばく大な金を残した
• ばく大なお金がむだに使われた
• 店のマネージャーは用心深い人物で、損害補償損失引当金としていくばくかの金を確保していた。
• 彼は世を正しくさばく。
• 彼女は片手でばく転をした。