ちきゅうとは? わかりやすく解説

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地球

読み方:ちきゅう

地球は太陽系連なる惑星内側か水星・金星次いで第3番目の距離に位置する惑星であり、豊富な大気そして生命存在によって特徴づけられる星である。人類もここで誕生し唯一の生活圏としている。

「地球」という言葉中国語由来するとされる確認されている最も古い文献17世紀初頭地図である。この頃には地球は球体であるという科学的認識が既に西欧から伝わっていたと認識されている。

宇宙における一個惑星という枠組みを全く顧慮しない場合、地球は「世界」などの語に置き換えて表現できる。「地球」という呼び名多かれ少なかれ天体「星」という括り意識されている語といえる。「世界」という語は指示対象となる範囲限定されない語であり、全宇宙を包括する意味で用いられるともあれば、個人の生活関わる範囲をのみ示すような意味合い用いられることもある。

地球は英語ではglobe」または「earth」と表現されるglobeグローブ)は「球体の意味合い根幹とする語であり、地球以外の天体指してglobeという場合もある。金魚鉢眼球globe表現する場合もある。earthは「大地」「地面」「土壌」といったニュアンス強く、「球体」のニュアンス希薄といえる

世間一般日常会話では「地球」という語が用いられる機会大し多くはない。その中でも、環境問題への意識高まり背景に「地球温暖化」という言葉接す機会比較的多い。人間生産活動および消費活動が地球の環境・生態系バランス崩しつつあるのではないかという懸念20世紀後半から現在に至るまで全世界global規模取り組まれるべき課題として残されている。

ちきゅう〔チキウ〕


ち‐きゅう〔‐キウ〕【地久】

読み方:ちきゅう

《「老子」七章の「天長地久」から》大地永久に変わらず存在すること。


ちきゅう〔チキウ〕【地久】

読み方:ちきゅう

雅楽高麗楽(こまがく)。高麗双調の準大曲。舞は四人または六人で、襲(かさね)装束鼻高面をつけ、鳳凰(ほうおう)形の甲(かぶと)をかぶる。番舞(つがいまい)は万秋楽。円地楽。


ち‐きゅう〔‐キウ〕【地球】

読み方:ちきゅう

太陽系3番目の惑星で、人類をはじめ各種生物が住む天体太陽からの平均距離は約1.5キロで、自転周期23時56分4秒、公転周期は365.2564日。形はほぼ回転楕円体で、赤道半径6378キロ極半径6357キロ地殻マントルからなり平均密度は1立方センチ当たり5.52グラム年齢は約46億年。表面窒素酸素とを主成分とする大気囲まれがある。衛星を1個もち、月と呼ぶ。総人口70億人(2012)。

[補説] 地球深部探査船別項。→ちきゅう


ち‐きゅう〔‐キウ〕【恥丘】

読み方:ちきゅう

女性下腹部恥骨結合上の皮膚表面にあたる、やや隆起している部分陰阜(いんぷ)。


知久

名字 読み方
知久ちきゅう、ちく
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

知久

読み方
知久ちきゅう

ちきゅう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 22:38 UTC 版)

ちきゅうは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球深部探査センター(CDEX)の地球深部探査船(掘削船[1][2]。運航・管理及び掘削業務は、当初はJAMSTECの自主運用、2006年からはシードリル社の協力の下でグローバルオーシャンディベロップメント(GODI)社が行ってきた[3]が、2008年からは日本マントル・クエスト社によって行われている[4]


  1. ^ a b c d e f g h i j 田村義正「地球深部探査船「ちきゅう」のすべて (特集・海洋開発)」『世界の艦船』第651号、海人社、2005年12月、148-155頁、NAID 40006994327 
  2. ^ a b c 網谷泰孝、太田徹造、小松正夫、鷹尾伏昭、坪川毅彦「地球深部探査船「ちきゅう」の建造(<特集>新しいもの)」『咸臨 : 日本船舶海洋工学会誌』第3号、公益社団法人日本船舶海洋工学会、2005年11月、1-5頁、NAID 110004066342 
  3. ^ 堀江典弘、「「ちきゅう」の運航体制」 『マリンエンジニアリング』 2005年 40巻 2号 p.155-158, doi:10.5988/jime.40.2_155, 日本マリンエンジニアリング学会
  4. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」の運用体制を新たに発足」『なつしま』第272号、海洋研究開発機構、2008年10月。 
  5. ^ a b c 「ちきゅう」完成までの道のり--世界最大の科学掘削船はこうして誕生した」『Blue earth』第17巻第4号、海洋研究開発機構横浜研究所情報業務部、2005年7月、12-15頁、NAID 40006887250 
  6. ^ このごろ堂”. 山下篤. 2014年2月27日閲覧。
  7. ^ 佐藤一也「4サイクルディーゼル機関の技術系統化調査」『国立科学博物館 技術の系統化調査報告 第12集』2008年3月。 
  8. ^ 東垣、「地球深部掘削船「ちきゅう」を使った新たな挑戦」『石油技術協会誌』 2011年 76巻 4号 p.341-349, doi:10.3720/japt.76.341, 石油技術協会
  9. ^ 「地球深部探査船「ちきゅう」進水」『世界の艦船』第594号、海人社、2002年4月、14-15頁。 
  10. ^ 3月11日に何が起きたのか 「ちきゅう」を襲った大津波”. 地球発見. 海洋研究開発機構地球深部探査センター (2011年12月). 2022年12月18日閲覧。
  11. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第338次研究航海「南海トラフ地震発生帯掘削計画」ステージ3の実施について
  12. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画 ~掘削機器の一部損傷と掘削計画の変更について~ 2012年 11月 22日
  13. ^ 統合国際深海掘削計画(IODP)第348次研究航海 「南海トラフ地震発生帯掘削計画」ステージ3の実施について 海洋研究開発機構
  14. ^ https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20140117/ 地球深部探査船「ちきゅう」による国際深海科学掘削計画(IODP)第348次研究航海「南海トラフ地震発生帯掘削計画」ステージ3の計画変更について]
  15. ^ 下北半島東部における海上ボーリング調査の実施について 日本原燃株式会社 平成26年3月24日
  16. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」による「沖縄トラフ熱水性堆積物掘削」の実施について 海洋研究開発機構 2014年6月25日
  17. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」はインド洋へ 海洋研究開発機構 2015年2月18日
  18. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」が帰国 海洋研究開発機構 2015年8月28日
  19. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」のドリルパイプの脱落について(速報) 海洋研究開発機構 2016年1月19日
  20. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」のドリルパイプ脱落トラブルの原因の推定と今後の対応について 海洋研究開発機構 2016年2月5日
  21. ^ “探査船「ちきゅう」出港 海洋文化都市へ期待膨らむ”. 日本経済新聞. (2018年10月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36326020Q8A011C1L61000/ 2018年10月11日閲覧。 
  22. ^ 震源断層への到達断念=「ちきゅう」の南海トラフ掘削:時事ドットコム - ウェイバックマシン(2019年4月26日アーカイブ分)
  23. ^ “探査船「ちきゅう」が帰港 半年ぶり、紀伊半島沖掘削”. 日本経済新聞. (2019年4月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43205120R00C19A4CR8000/ 2020年9月30日閲覧。 
  24. ^ 津波断層の活動痕を初めて発見 ~地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画の成果~
  25. ^ 東南海地震(1944年)の津波断層を特定する物的証拠の発見
  26. ^ 「ちきゅう」最深掘削の世界記録更新 海面下7740メートルに到達 Archived 2012年4月28日, at the Wayback Machine.、『産経新聞』2012年4月28日
  27. ^ 「東北地方太平洋沖地震調査掘削-Ⅱ」(震源域への長期孔内温度計設置)の終了について、海洋研究開発機構 2012年7月19日
  28. ^ 統合国際深海掘削計画(IODP)第337次研究航海「下北八戸沖石炭層生命圏掘削」の進捗状況について(お知らせ)
  29. ^ 海底メタンガス産出-愛知沖、「ちきゅう」で成功日刊工業新聞』2013年03月13日
  30. ^ 「ちきゅう」掘った 最深3262.5メートル/探査船が先月到達読売新聞』朝刊2019年1月16日(社会面)2019年1月19日閲覧。
  31. ^ 地球深部探査船「ちきゅう」損傷で和解 1億7500万円支払い Archived 2012年10月6日, at the Wayback Machine. 『産経新聞』2012年10月5日
  32. ^ “探査船見学の児童48人、海自ヘリで無事救助”. 読売online. (2011年3月12日). オリジナルの2011年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110315101206/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00581.htm 2011年3月14日閲覧。 
  33. ^ 探査船「ちきゅう」で油漏れ、ボルト腐食 青森・八戸港 Archived 2012年10月30日, at the Wayback Machine.『産経新聞』2012年7月25日
  34. ^ イカ研究所&JAMSTEC共同研究 共同研究13「イカ世界のJAMSTEC」”. JAMSTEC×Splatoon 2『Jamsteeec(ジャムステ〜ック)』. 2022年12月4日閲覧。
  35. ^ SplatoonJPのツイート(981002823537123330)
  36. ^ コラボフェス キミはどっち?”. JAMSTEC×Splatoon 2『Jamsteeec(ジャムステ〜ック)』. 2022年12月4日閲覧。
  37. ^ イカ研究所&JAMSTEC共同研究 共同研究02「フェス 先進の技術とは?」”. JAMSTEC×Splatoon 2『Jamsteeec(ジャムステ〜ック)』. 2022年12月4日閲覧。
  38. ^ ステージ/ミステリーゾーン”. Splatoon2 - スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki*. 2023年3月8日閲覧。


「ちきゅう」の続きの解説一覧

ちきゅう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 11:53 UTC 版)

同音異義語

ちきゅう


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